Ep.4 「さっ。ハイキングへ。」

2022/07/31
AM4:00

起床。昨晩は暑くて寝苦しかったので、睡眠時間は少なめ。

AM4:30
トイレを済ませて、荷物を整理して、準備完了。
いざ、出発。

今日もまたホストしてくださっているご夫妻が
ハイキングに誘ってくれた。今回はラウンドで約20キロとのこと。
目的地は、バンクーバーから約2時間ほど北に進み、
ウィスラーと呼ばれる町の方角。「Garibaldi」である。
山頂に近づくと湖がいくつか連なっている。
(赤のポイントがついているところである。)

Garibaldi

AM7:00
登山開始。
最初からかなり急行な坂道で幸先不安である。

6キロ地点まではひたすら、坂を登るのみ。
たまに、陽が差し込み、朝日を感じる。

AM9:15
ビューポイントに到着。
岩やら、木々やら、向こうに見える雪山やら、
東京に住んでいた時は見てこなかった景色が広がった。
未だに、自分がバンクーバーにいるのか実感が湧かず。
景色を見ても、不思議な気分であった。

ここからは、目的地の手前に2個ほど小さな湖があったり、
キャンプサイトがあったりと、景色がコロコロと変わる。
水も少し白濁とした色で、美しい。

AM11:30
いよいよ目的地のGaribaldi Lakeに到着。
だが、道の途中で雪解け水で水が溢れかえっている(Floodらしい)ので
この先は締め切っているよ。のサインを見かけた。

バンクーバーでは7月中旬から真夏日が続き、
雪解けが加速していると、後から聞いた。

Garibaldi Lakeも普段よりは水嵩が増しており、
ほんの入り口にしか立ち入ることはできなかった。
しかし、見よ。この景観を。

少し白濁とした綺麗な水に。
強すぎるほどの陽射し。
そして向こうに見える雪山。
ため息が出る。なんて美しいんだろうかと。

その後、みんなで昼食(つめたく冷やされたそうめんとお稲荷さん)を食べ、
再び、10キロの道のりを降っていった。
帰り道は、正直覚えてない。ただ膝と足の爪先が痛かった。

帰り道の車で、ふと考えていた。
なんで、今までこんな景色を見ることすらしなかったのだろうか。

3年間、一生懸命働いたつもりでいた。
都会に馴染もうと、飲み込まれまいと、負けまいと、
なんとなくずーっと気を張っていた気がする。
ただ、自然をみようとすら思えなかったのだろう。

PM9:15
今日は、疲れた。早く寝よう。
就寝。


テリヤキ

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