【カミズによるワークショップレポート】あなたにとっての「死」とは何か
2022年5月に開催される展覧会「Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす」。
アーティスト カミズは、ミャンマー国軍によるクーデター以降、多くのいのちが失われる現実を目の当たりにし、一人ひとりの顔をかたどったマスクを制作してきました。
ミャンマーから本展会場に届く100のマスクには、鎮魂の祈りと、生の証、死の真実が刻まれています。
彼らの生、そして死とは、どのようなものだったのか。
いま生きている、わたしたちにとって「いのち」とは何か。
本展の会期中、アート・セラピストでもあるカミズとの対話を通じて、自分にとっての「死」に向き合うワークショップを開催します。
ワークショップでは、カミズがインターネットを通じてミャンマーから展示会場に現れ、「生」と「死」について問いかけます。
参加者は、自らの中で考えを巡らせ、白い仮面=マスクに問いへの答えを描き出します。
2022年4月、本展に先駆けて行われたタイガーモブ株式会社によるオンラインプログラムに4人の展覧会スタッフが参加し、カミズによるワークショップを体験しました。
4人とカミズ自身が書き留めた「わたしにとっての“死”」についてのメモを、ここで紹介します。
あなたにとっての「いのち」とは何か。
そのあなたにとって、100のマスクに込めて届けられた「生の証」と「死の真実」とは何か。
作品を、展覧会をより深く体験する手がかりとして、ぜひご参加ください。
カミズによるワークショップ
日時:2022年5月1日(日)、5日(木)、10日(火)17:00〜19:00
場所:東京藝術大学大学美術館 陳列館
出演:カミズ(アーティスト)
参加費:無料
言語:ビルマ語・通訳なし(5月1日)、英語・日本語通訳あり(5月5日、10日)
参加方法:事前予約制(各回15名)
展覧会、イベント詳細はウェブサイトをご覧ください
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