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毒親が優しい理由

毒親というと、人格否定するだとか、そういうイメージがあると思うんですが、
今日はわかりにくい毒親の特徴として、
「時々優しい」ということを挙げてみたいと思います。

私の毒母は、基本的に優しいです。というか、優しそうに振る舞っています。

本当はそれが厄介で、優しそうがために毒親と気づきにくく、
依存されていることに気づかず、いつも何故か母親をかばってしまう、
というような関係性だったのですが。

 毒親というのは子どもに親を投影してしまっている状態です。
時々優しいけど、なんかその優しさって本当に私のことを思っている優しさではないの
です。

甘やかし、に近いかもしれません。子どものことを本当に愛しているなら、その子のためを思って時には嫌われ役になり、時には子どもの行動を制限するようなことも必要です。
けれど、毒親は、子どもに親を投影しているので、「嫌われたくない」という心理を子どもに対して発動しています。子どもに嫌われたくないのです。子どもに嫌われるということは、「子どもが親に見捨てられる」というぐらいの恐怖なので、絶対に避けたいのです。

だから、お母さんはあなたに嫌われないように優しくします。
機嫌をとるのです。


お母さんは、自分が子どもだったころ、
お母さんのお母さんも毒親だったので、「親に対して機嫌をとる」という方法を身につけています。

親の機嫌をとるように、あなたにも機嫌をとることがあります。

けれど、あなたには親に甘えたかった感じも出してきますので、構ってもらおうとしたり、察してもらおうとしたり、助けてもらおうともします。

構ってもらいたい、という感情と、嫌われないように機嫌をとる、

という二つの方向で動いていますので、ただ依存されているのとはちょっと違って、一見優しくしてくれるので、わかりにくいです。

もしお母さんが、一度も厳しくなかったとしたら、あなたは甘やかされているかもしれません。それはあなたのためでなく、お母さん自身のためかもしれません。

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