2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(高校新課程初年度) 教科「情報」(科目「情報I」)必須(等)となる大学一覧

※2022年8月14日時点。今後も更新していきます。

大学入学共通テストは「英数国理社”情”」の時代に

国立大学の基本方針としてすでに発表されている通り、2022年4月から始まった高校新課程を履修する高校生(2022年4月段階での高校1年生から)が臨む2025年度大学入試から、国立大学では大学入学共通テストで教科「情報」を入試科目として課すことを決定しています。
注)高校年度で見た時には「2024年度」、大学入学年度で見た時は「2025年度」となります。本noteでは、大学側から見た「2025年度」という表記をいたします。

6教科8科目の原則
高等学校においては、2022年度から新学習指導要領が年次進行で実施され、事象を情報とその結び付きの視点から捉え、情報技術を適切かつ効果的に活用する力を全ての生徒に育む必履修科目として、「情報Ⅰ」が設けられることとなった。
2024年度に実施される大学入学共通テストからは、この新学習指導要領に対応した教科・科目が出題され、特に、大学入学共通テストの出題教科に新たに「情報」が加わることは、大学入試センター試験を含め初の教科の追加となる。
国立大学においても、これからの社会に向けた人材育成の中で、文理を問わず全ての学生が身に付けるべき教養として「数理・データサイエンス・AI教育」が普及しつつある。そのような状況の中で、高大接続の観点からも、「情報」に関する知識については、大学教育を受ける上での必要な基礎的な能力の一つとして位置付けられていくことになる。
よって、2024年度に実施する入学者選抜から、全ての国立大学は、「一般選抜」においては第一次試験として、高等学校等における基礎的教科・科目についての学習の達成度を測るため、原則としてこれまでの「5教科7科目」に「情報」を加えた6教科8科目を課す。
※「2024年度以降の国立大学の入学者選抜制度 -国立大学協会の基本方針-」より引用

以下、大学側から、2025年度(令和7年度)大学入学者選抜において大学入学共通テスト教科「情報」を課すことが発表された大学の一覧になります。
※リンク先は各大学から発表された入試教科・科目等のPDF等になります。
※今後も増える見込みです。

教科「情報」を共通テスト教科として課す国公立大学


旭川医科大学
帯広畜産大学
札幌医科大学
室蘭工業大学
弘前大学
秋田大学
秋田県立大学
会津大学
筑波大学
筑波技術大学(一部の学部で選択)
宇都宮大学
群馬県立県民健康科学大学(一部の学部で選択)
埼玉大学
電気通信大学
東京大学
東京外国語大学
東京学芸大学
東京藝術大学(選択)(令和5年度入試要項内20ページに記載)
新潟大学
新潟県立大学(一部の学部で選択)
山梨県立大学(選択)
福井県立大学(一部の学部で選択)(令和5年度入試要項内41ページに記載)
静岡大学
名古屋大学(令和5年度入試要項内51ページに記載)
三重県立看護大学
京都市立芸術大学(選択)(令和5年度入試要項内17ページに記載)
大阪大学
大阪公立大学
神戸大学
広島市立大学
山口県立大学(選択)
九州大学
九州工業大学
佐賀大学
長崎大学
熊本大学
宮崎公立大学(選択)

教科「情報」を共通テスト教科として課す私立大学

早稲田大学(人間科学部)(選択)
学習院大学(一部の学科で選択)

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