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映画独り言。(青春ジャック 止められるか、俺たちを 2)

今日は岐阜新聞映画部の舞台挨拶付き上映会へ。
「青春ジャック 止められるか、俺たちを 2」は、知り合いが何人か制作に参加していたので観に行く予定していたが行けていなかった。
舞台挨拶と上映があるという連絡をいただき、ようやく観ることができた。

満員

岐阜新聞映画部の舞台挨拶付き上映は何度か行っているが、毎回満員の人気ぶり。知り合いも沢山観に来ていた。

フォトセッションタイム

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若松孝二監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」が舞台。
この映画の井上監督の若き日から現在までのドキュメンタリーでもあった。
スコーレ支配人を演じるのは東出昌大さん。
一体どれほど研究したのだろう?
木全さんにソックリすぎてびっくり。(以前、木全さんには映画ワークショップで2回ほどご一緒させていただいた)

猫背とか、もみ手とか、途中から本人に見えてきた…
衣装も同じような服でびっくり。

劇中、当時の車が沢山出てきたり、映画機材なども楽しめる。
監督との繋がりの深い有名俳優が沢山参加しているのも印象的。

映画監督を目指す青年が胸に秘める思いと、思い通りに動けないギャップ。悔しさが沢山散りばめられていた。もどかしい。

女性映画作家の心情も描写されていた。自分と重なる所もあり、辛かった。
今は女性監督や映像作家は沢山活躍しているが、私が始めた頃は女性というだけで相手にされなかったり、悔しい思いを沢山した。
思い出して胸がチクリチクリと痛んだ。

若松監督を演じるのは井浦新さん。私が印象に残っているのはARATA名義の「蛇にピアス(蜷川幸雄監督)」シバ。
強烈なビジュアルと、雰囲気がとても魅力的だった。

今回は同一人物とは思えない役作り。トークでは、演じていたのか、憑依したのかよくわかっていないと話されていたが、有り余るパワーで全力で演じられていた。

新さんは、サイン会の段取りやトーク時間、観客への気配りが素晴らしかった。来てくれた事に感謝している気持ちがとても伝わった。
円空が好きで、岐阜の関や下呂、養老なども来てくれていた。
結構遅い時間までずっとサインされていたそう。

トークイベントではロケの裏話や作品に対する思いなど沢山聞く事ができた。県外から来た観客もいて4名ほどが質問。映画以外のトークも楽しかった。

いつもミラージュシアターを一緒に企画している涼夏さんがバッチリ映っていて、存在感さすがだなと思った。

次回はまた岐阜が舞台のツチノコの映画。ツチノコ焼き食べたい。
「東白川村」より「つちのこ村」の主張が強い写真はコチラ↓

撮影の仕事で行った東白川村
粒あんとカスタード

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