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2024年度に向けて ⑥ ~ やばいは禁句編 笑 ~
先日、寺子屋生のお母様に
ーLINEスタンプ、買いました。でも、いつ使えば良いかわかりません! 笑
と、言われた。
確かに、今回のLINEスタンプは、亀井先生の口癖スタンプなので
寺子屋生、卒業生など私を知っている人たちには、くすっと笑える内容になっているけれど、普段使いには適していないかもしれない。
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この春大学3年生になる姪っ子に、昨年の夏、YouTubeなどに使える私のキャラクターを作ってくれる?なんて言ったら、まずはLINEスタンプにしてみたら?と言われた。
じゃぁ、私が仕事で生徒たちによく言うセリフで作ってみよう!という話になって、彼女が作ってくれたのが、今回のスタンプだ。
ここでも何度も書いているけれど、寺子屋では「やばい」は禁句だ。
もともと良い言葉ではないので、使う必要はないということもあるけれど、一番は、子どもたちの表現力を奪う言葉でもあり、また、いろいろな意味をその場面場面で帯びる「やばい」は、受け取り手にきちんと自分の言いたいことが伝わっているかわからない言葉にもなっているためだ。
以前聞いたことのある大学の先生の言葉を借りて、生徒に説明することがある。
女子大生が2人で歩いているとき、男性が通りかかったとき
その男性を見てA子さんが
ーさっきの人やばくない? という。
すると、B子さんが、
ーほんとに、やばいよね、やばい。
と、返す。
さて、このやばいは同じ意味で、使われて、お互いの話は通じているのだろうか。
今や、やばいは悪い意味でも、良い意味でも使われる。
もしかすると、A子さんは、この男性が「かっこいい」と思って「やばい」と言って、それを受けたB子さんもかっこいいと思って「やばい」と言っていればお互いの話は通じているけれど、B子さんは、行動が変だったなどの否定的な意味で「やばい」を使ったかもしれない。その場合、お互い言いたいことに同意してもらった気になっているけれど、話が通じていないことになる。
「やばい」だけではなく、いろんな言葉の意味が違ってきていて、行き違いがと感じる昨今、言葉の意味や使い方に気を遣う姿勢、相手に合わせる心遣いなど、身に着けてほしいと思っている。
それが外国語を使う力にもつながっていく。
そう信じて、来年度も「やばいは禁句」だ。笑
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