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第12話 思うようにいかないまま、オープン(後編)


大事ことはスタッフが教えてくれる

今、一番大事な課題を選びました。それは、菌屋スタッフのチームワークをどう作っていくかです。

実は、自分のチームプレーの乏しさに対しては劣等感を感じており、なんとかしょうと去年(令和5年)の正月、友人のバスケットボールチームの練習にビジターとして参加しました。私はバスケットボールは苦手で、正直そんなに好きではなかったのですが、ちょうどその頃上映された「スラムダンク」の映画が楽しかったこともあって、ここは一つ、バスケットボールでチームワークというものを勉強しようと安易に思ったわけです。(楽しい映画です♪)
結果、どうにも馴染めずにバスケットボールは諦めることに。そのままチームワークというものもよくわからないまま、寺子茶屋オープンを迎えました。


バスケがダメなら本読んで実践だー!、と、ちょうど3年ほど前に読んだ「The Team 5つの法則」を思い出し、あらためて読んでみたところ痛いところに突き刺さるような内容でした。仕事から生活活動まで幅広く網羅する内容で、学術、事例、図解などを交えながら、分かりやすくまとまっていて、おすすめの本です。


「諦めたらそこで試合終了ですよ」と、スラムダンクの安西先生も仰っています。とにかく今できていないところを洗い出し、諦めずにやり遂げようと思います。諦めたら人生終了です。


チームで教え合う

今(令和6年正月)の課題は菌屋スタッフと話し合いをする時間をとることです。

・マイマイ(菌屋店長)
なんといってもおしゃべり上手。ブルグミュラーの「小鳥のおしゃべり」が聴こえてきます。優れた営業マンでもあり、不屈の精神の持ち主。

・ウラちゃん(週末夜のバーテンダー)
相手の心をくすぐらせたら日本一です。会話の中で「やられたー」って思うこと多々あります。実は第1話で登場している。不思議な縁。

・ミヤちゃん(火・水曜ランチ&ピアノ教室)
気品ある朗らかな笑顔にグッとくる人がどれだけいることか。たまに、植木をひっくり返したりして、このアンバランスさが憎いね。ピアノ教室もやる気満々。

・メグ(土曜ランチ)
間の良さといったらピカイチです。気づいたら必要なところで忍者のように待っている。野球キャッチャーで鍛えた気質なのだろうか。

・ヤマー(メグの代打)
これほど人や物事に対して思いやりに満ち溢れた人はいません。加えてスポーツ万能、陽だまりのよう、好奇心旺盛で学ことを厭わない。

以上、5名の素晴らしい仲間と、チームプレーしたいと心から思うようになりました。大事なことはチームで教え合いたいです。
全てはこれからです。
令和6年 元旦


(前編はこちら)


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