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#019【食事】食品の裏側~消費者には見えない食品の「舞台裏」~

<ポイント>
どう食品が作られているか誰も知らない
✔なぜ「食品添加物」は、みんな「大好き」なのか?
体は食べたもので作られる

こんにちは! Goです!
今回は、食品添加物の元トップセールスマンだった安部司さん著の
「食品の裏側」より、


普段のコマーシャルや広告には絶対載らない

食品・添加物の知られざる、知っておくべき特徴をまとめました。

食品の「裏側」を告発するはじめての本です。


かなり衝撃的な内容で、これまでの消費行動が180度変わった一冊です。
自分自身だけでなく、家族の健康を守る上で、
知っておきたい重要な知識なのでシェアします。


完全に食品添加物を否定するわけではありませんが、
本書の目次や内容から印象的な項目を少しだけピックアップします。

「安さ」「手軽さ」「便利さ」の背景に隠れた
「影」の部分、そこも含めて食品選びができたら良いですね。

『食品の裏側』  (東洋経済)

ミートボール事件

【サムネイル】書籍シェア1枚

著者は自身が開発したミートボール
(可愛らしい人気キャラクターの楊枝がささったそれ)を
3歳の娘が何気なく口に放り込んだ姿を見て、背筋が凍りついた・・・

もう、いきなり衝撃ですが、
子どもが喜んで食べているミートボールが何からどうやって作られているか、みなさんはご存知ですか?


「そんなこと言いだしたらなにも食べられないじゃん!!!」
と思われてしまう方は、ご覧にならないでください(笑)

ただ、「知った上で節度を持って選ぶ」ことと
知らないで無意識に選び続けてしまう」のは
長い目で見た時に大きな「健康状態の差」になって
表出化してくると思っています。

食品添加物のメリットとその代償

みんな食品添加物が大好き
知らないうちに大量の食品添加物を食べている
現実に向き合う時間になればと思います。

【閲覧注意??(でも知っておいてほしい大事なこと!)】

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◆廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに蘇る

◆「ミートボール誕生の裏側」

いま食べたミートボールが、大量の食品添加物を使って
再生された廃棄寸前のクズ肉ということを誰も想像できない

メーカーからの依頼で「端肉」ミンチにもならない、味もない。
しかしとにかく

「牛肉」であることには変わりない。


しかも「安い」。 元の状態では

形はドロドロ、水っぽく、味もなく

とても食べられるシロモノではない、

この端肉をどうにか食べられるようにしよう

という発想から生まれたもの

◆ミートボール(≒添加物のかたまり)のレシピ

・まずは安い廃鶏(卵を産まなくなった鶏)のミンチ肉を加える
・増量
・ソフト感を出すために、「組織状大豆たんぱく(別名:人工肉)」を加える
・味つけのために、「ビーフエキス」「化学調味料」などを大量に使用
・歯ざわりを滑らかにするために、「ラード」や「加工でんぷん」も投入
・さらに「結着剤」「乳化剤」も入れる
・これに色を良くするために「着色料」、保存性を上げるために「保存料」「pH調整剤」を加える
・色あせを防ぐために「酸化防止剤」も使用
⇒これでミートボール  "本体"  が出来上がり

・これにソースケチャップを加えるが、もちろんコストを抑えるために「市販」のものは使わず、添加物を駆使して「それらしいもの」をつくり上げる
・まず氷酢酸を薄め、カラメルで黒くする。それに「化学調味料」を加えて「ソースもどき」をつくる。
・ケチャップはトマトペーストに「着色料」で色をつけ、「酸味料」を加え、「増粘多糖類」でとろみをつけ、「ケチャップもどき」をつくり上げる。
・このソースをミートボールにからめて真空パックにつめ、
加熱殺菌すれば「商品」の完成
添加物は、種類にして20~30種類は使っているため、
もはや「添加物のかたまり」と言っていい
⇒本来なら産業廃棄物となるべきクズ肉を、添加物を大量に投入して「食品」に仕立て上げたもの、それがミートボール


とのことです・・・
添加物は、本来生きていくためには不要なもの(自然のものではないもの)ですからね><

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食品添加物は身近な食品・商品に、当たり前のように入っている
生活の中にありふれているものですが、その弊害は知っておいて然るべきです。特に小さなお子さんいらっしゃる方はぜひ


◆コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ

 ⇒普段コーヒーに入れているミルクは、
  水とサラダ油と添加物だけでできている

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◆虫をつぶして染めるハムや健康飲料

 ⇒サボテンに寄生する虫をすりつぶして染めた
  「健康飲料」を飲んでいる


◆「体のため」と買って食べている
  パックサラダは、「殺菌剤」のプール経由

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一流メーカーが作っているから大丈夫

大手スーパーが売っているから、変なものであるはずがない

本当にそうでしょうか?

日本は、世界一の食品添加物大国とも言えます

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◆ハムの原材料と添加物

「俺のところのハムは食べるなよ」-自分の工場で作ったものを食べない人たち-
「明太子」「漬物」「練り物、ハム・ソーセージ」
「プリンハムの怪」-100キロの豚肉から130キロのハムができる!?-

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◆調味料選び(しょうゆ・みりん・塩)

・食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?

◆しょうゆ
✔「しょうゆ:本物のしょうゆ・丸大豆しょうゆ」と「しょうゆ風調味料:しょうゆの代替品・新式醸造しょうゆ」
✔昔ながらのしょうゆの原料は、「大豆と小麦、塩とこうじ」

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✔「しょうゆ風調味料のつくり方」
油を絞った絞りかすである脱脂加工大豆、「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」でうまみを出し、「甘味料」で甘みをつけ、酸味をだすために「酸味料」もいれ「増粘多糖類」を数種類いれてコクととろみを出し、色は「カラメル色素」で着色し、香りづけのためには“本物のしょうゆを少々“足し、日持ちが悪いために「保存料」も加える。
これで「しょうゆ風調味料」の完成

◆みりん
✔「純米みりん:本来焼酎ともち米、米こうじ」と「「みりん風調味料」がある
✔「米だけで作った純米酒」と「米以外も使っている酒」

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◆塩

精製塩:海水から電気と膜を使って塩化ナトリウムだけを取り出したもの
「塩化ナトリウム99.5%以上」
  イオン交換膜法で化学的に作られた食塩・精製塩は栄養がスカスカで貧弱なお塩

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輸入塩:いわゆる岩塩や天日塩、一部海塩

再生加工塩:輸入塩を一度海水で溶かし、塩化マグネシウムなどを加えて再生加工したもの

自然海塩:海から直接くみ上げ、水分を蒸発させた塩。日本古来の塩の作り方で、成分をまったく調整しない伝統的な塩「自然海塩」と書かれている

一般的に塩(99%の食塩)は「血圧を上げるからだめだ」と言われますが、
自然本来のミネラルが十分に含まれている塩は、甘いしおいしい、また血圧も上げません。(むしろマグネシウムも豊富で血圧を下げます)、体にいいです。

④の自然海塩が最もミネラルが豊富です。逆に①~③はミネラルがほとんど入っていません。

《ミネラルバランスが崩れることで起こる悪影響》
 ✔高血圧症、アトピー、アレルギー、むくみ、貧血、脱水症状


◆子どもが大好きなブドウ糖果糖液糖
 急激に血糖値を上げ、ブドウ糖の摂りすぎで糖尿病になってしまう子どもも、、たった一本の清涼飲料水に山盛りの糖分が。

《食品添加物で子供たちの舌が壊れていく》
 体をつくる食べ物は、こんなにも簡単で単純で安くはないはず

 子どもたちは「まがいもの」の味を「本物」と思い込んでいる

◇著者の願い

一度の食事が、食べるのは一瞬でも、
どれだけの手間がかかるのかを、
子供たちに教えなけらばいけない。
手間のかかる食事は、
子どもの「体」だけではなく「心」をつくることを知ってほしい。

値段だけを見て、「安い」だけの選択基準で食品を選び続けることは、

自分自身や家族を知らず知らずのうちに傷つけ、

すさませていってしまうことになってしまいます。


「添加物を摂らない、溜め込まない」
というライフスタイルは
心身の健康を保つ上で非常に重要だと思います。

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健体康心は、食事選びから^^
健康志向型や、積極型のライフスタイルを選べることが、
自身と家族と、その他の生物・環境・地球を守ることにもつながりますね^^

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