環境を変えても、人は変わらない。
ついに、ロンドン生活が始まりました。
ロンドン生活を始めることになった理由やきっかけに関しては、過去の記事にて詳しく語っておりますので、ぜひそちらをご覧下さいませ。
"自分を変えたいなら、環境を変えろ”
よく言われることでしょう。
そう考えれば今のわたしは、自分を変えたい放題なんだと思う。
仕事一筋だったにも関わらず、結婚もした。
長年MCを務めていた番組も、卒業した。
そして、住む場所だって変えた。
なんなら、拠点となる国まで変えたわけなのだから。
変えられる環境は、とことん変えた気がする。そんなわたしが今、とても素直な心で思っていることがある。
それは、『いくら環境を変えたところで、人は変わらん』ということ。
渡英してきてから、1週間くらいが経ったころだろうか。わたしは、スタバの無料Wi-Fiを使って、noteのコラムを書いていた。
その日は朝7:30くらいに起きて、軽く家の掃除をして、夫を見送り、家で仕事をしていた。軽くランチを食べてからは、英語の勉強を。すると眠気が襲ってきたので、気分を変えようと、スタバに向かったのだった。
変わらん。
なんら、日本にいた時と変わらない日常を過ごしているではないか。
「ロンドンに行けば、SNSもいっぱい更新するようになるはず」
「ロンドンに行けば、もっと発信をできる自分になれるはず」
「ロンドンに行けば、もっとステキな自分になれるはず」
日本を出発する前のわたしは、「ロンドンに行けば」という魔法の言葉を、信じてやまなかったのだ。
さすがに、海外に行くという大きな環境の変化だ。なにか一つくらい、自分への変化をもたらしてくれてもいいだろう。そんな、期待を持ちたかったのかもしれない。
でも、実際にロンドンに来てみて、思った。
「そら、そうだ。そんなうまい話が、あるわけないよな」って。
頭では、わかっていたはずだ。いくら環境を変えたところで、日常の小さなところからでもいいから、自分の行動を変えていかないことには、自分自身は変わっていかないということを。
パソコンを買っただけで、プログラミングができるようになるわけじゃないし、英会話スクールに通い始めただけで、英語が話せるようになるわけじゃないのと同じように。
いくらロンドンに住み始めたからといって、日本にいたころとまったく同じ生活をしているだけでは、わたしは変わっていかないのだ。
環境の変化は、自分を変えるきっかけにしか過ぎない。このきっかけをうまく使い、一つずつ行動を変えていくことによって、初めて自分が、そして人生が、変わっていくんだよな。
わたしは、変化のきっかけを手に入れたまで。これから自分を変えていけるかどうかは、日々の自分の行動にかかっているんだ。やるしか、ないな。
変化のきっかけを手に入れることも、普通は難しいことなんだと思う。せっかく、今目の前に、変化のきっかけを持っているのだ。一つ一つ、行動も変えていこう。
環境を変えたからといって、侮ることなかれ。自分。
ちなみに、スターバックスラテのミディアムサイズと、チーズのパンを買って、合計で「6ポンド」だった。
日本円で、約1200円弱くらい。
……た、高え!!!! 物価は、余裕で変わる。変わらんでいいことばかり、変わっていくもんだな。まったくもう。
ほなまた。
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