中瀬大橋【千葉県長生郡】
千葉県長生郡長生村にある中瀬大橋に行ってきました。
長生と書いて長生(ちょうせい)と読むんですね。
千葉県で唯一の村だそうです。
中瀬大橋は石井亀吉さんという地元の網元さんが作った橋だそうです。
現在架かっている橋は当時のものではないらしいのですが、その橋も老朽化で今は渡れなくなっています。
九十九里ICを降りたら県道30号を南にずっとまっすぐ走ります。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの看板が見えたら左折するとすぐ中瀬大橋です。
ここを左折。
こちらが中瀬大橋。
幸治川に架かる100mほどの橋です。
この川の先がすぐ海となっています。
橋脚は何本か朽ちちゃってます。
今は撤去されてますが2019年くらいまでは手すりもついていたみたいです。
ちなみにこちらが手すりがあった頃の写真。
橋の作りはボルトで木材を繋いでいて男の手仕事感があります。
橋の架け替えの際も地元の人たちで作ったんでしょうかね。
石井亀吉さんが作った初代の橋はどんな橋だったんでしょうか。
航空写真で確認してみたところ1961〜69年は現在の位置より南に架かっています。1974〜78年も若干今の位置と違うかなって感じ。1979〜83年は現在の位置と同じですね。
亀吉さんは戦後網元をはじめてから作った橋なので1961〜69年のものが初代の橋なんでしょうか?
無いものは作っちゃおう!の精神で橋を作ってしまった亀吉さん。
そういう心意気いいですよねー。
朽ちてなくなってしまう前に気になる方は行ってみて下さい。
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