街に恋をする感覚
こんにちは。ピラティスインストラクターの寺田マリです。
私はこれまで地元、山梨県で5年間ピラティスインストラクターとして活動してきました。2年ほど前から活動拠点を東京・神奈川に移し、山梨での活動と並行してお仕事をしております。半年ほど前から現在住んでいる街に引っ越してきて、できればこの街で山梨での活動のように個人でのお仕事をずっと続けていきたいなと思いました。今日はその想いに至った経緯をお話していきたいと思います。
きっかけは10年前
今から10年ほど前のことです。私は始めてのひとり旅でアメリカ・ニューヨークを訪れました。マンハッタンはショービジネスの聖地、そしてコロンビア大学やイーストビレッジはビートニク文学の聖地です。初めてのひとり旅の行き先として選ばない理由なんて一つも見当たらない…そのくらい私には魅力的な場所でした。今でも変わらず大好きで、憧れの街でもあります。
ウィリアムズバーグの魅力
マンハッタンから地下鉄に乗ってブルックリンに入るとウィリアムズバーグという地域があります。ここはその当時の知人がオススメしてくれた場所だったのですが、当時は少しずつアーティストが移り住み始め、面白いお店やギャラリーがだんだん増えていくところでした。今はきっともっと当時より地価も上がって様子も変わってきているかもしれません。地下鉄のベッドフォードアベニューという駅で降りると、ちょっとローカルな商店街のような雰囲気で、一瞬にして”あぁ、ここ好きだなぁ…”と、この街に恋してしまいました。
ちょっとローカルが好き
マンハッタンの大都会の感じも大好きなんですが、私は少し地元感のある場所が好き。昔から住んでいる人が居て、街には生活感があって、賑わっているのにどこかのどかな雰囲気も感じられる街が好きです。それがちょうどウィリアムズバーグという街でした。観光で来ている私でも、カフェのスタッフはとても気さくに話しかけてくれるし、街全体がフレンドリーな印象がありました。駅を少し離れると昔から残る倉庫街がありますが、倉庫好きな私には堪らない。とにかく好きだー!とニューヨーク滞在中は何度も訪れた街です。
同じ空気を感じたこの街
私は現在、向ヶ丘遊園に暮らしています。この街にたまたま良さそうなお家を見つけたということと、契約先とのアクセスが良かったことから最寄り駅は選びました。家探しのために初めてこの街に降り立ったとき、なんとなくだけどベッドフォードアベニューに降り立ったときと同じような空気を感じました。この街にも、人が息づいて居て、生活感があって、ちょっと和やかな雰囲気が漂っていました。昔から住む人もたくさんいて、ローカル感があるのに、都心までそれほど離れていない。ウィリアムズバーグほどおしゃれじゃないけど、ほぼウィリアムズバーグじゃないか!と。
この街にも恋をして、これからを思った
こんなことを言うと馬鹿なんじゃないかと思われるかもしれませんが、私は都心のスタジオの仕事に行くのに多摩川を越えるたびに、これはきっとブルックリンブリッジなんだと思いながら電車に揺られています。そう考えるとなんだかとてもワクワクするんです。そして、この街でなら私のやりたい雰囲気のスタジオが、レッスンができるんじゃないかと思いました。この地域に住む人の憩いの場のような存在になりたいなと考えるようになりました。街中のカフェのような、地域の人がふらっと入れるようなオープンな雰囲気のスタジオがいつかできたら良いなとか、この辺りでお寺を見つけて禅ピラティスで人と人とを繋ぎたいなとか…そんなことを考えるようになりました。今まだいろいろな意味で実現しませんが、夢を叶えるためにも今からできることをひとつずつクリアしていきたいなと思っています。
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