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音楽は多様性の産物。

現在ある音楽のジャンルは様々な民族の移動の歴史によって醸成されたものが多い。全てではない。特定の地域でずっと継承され続けているジャンルも沢山ある。

だから、というのは性急だけれど、音楽家は現在の米国を含む世界情勢に怒りや苛立ちを覚えるはずだ。米国での奴隷制度の廃止、公民権の確立、欧州の権威主義からの脱出、アジア系、アフリカ系の民族移動、言い出せばきりがない。

現在の僕らが恩恵を受けている音楽の豊かさは、多彩な民族の融合によってうまれている。このさきも、もっと豊かで創造的な音楽を聞きたい。

アートや音楽を愛する人間なら狭量な差別構造に抗うのが当然だと思う。理想は叶わない、いつでも。
抗うといっても暴力でなくていい、思い切り誰かに愛情を注ぐのも、世界を変える一助になるはずだ。



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