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貧乏人の僕がボードゲームイベントを開催できる理由


お客さんの持ち込む作品に助けられている

毎月何十個もボードゲームを買えるほど経済力があるわけではないので金曜ボドゲ会に関しては新作が増えても週に一つ。ボードゲームのイベント主催する人の理想像の一つは単純に経済力がある人。たくさん新作が並べばイベントの鮮度も上がり満足度にもつながりますが申し訳ないことに僕は世間のボードゲーマーほどボドゲは買えていません。所持している作品も50作品前後ですがうち20作品はドミニオンとDixitなのでそれらを一つにまとめたら僕から提供できる作品はせいぜい30作品くらいです。

そんな僕でもイベント運営できている理由の一つは協力者、お客さんががボードゲームを持ち込んでくれるからです。九条湯では僕の作品以外でも九条湯で所有する作品が150作品ほどあります。その内訳は九条湯の管理人とその奥さん、九条湯発起人の1人の方のボードゲームがあるので4人の趣味趣向が詰まったボドゲがあるのでいろんな層の人に対応できる作品が用意されています。

まちなかゲーム会でも副主催のマサさんの持ち込む作品がなければバリューはだいぶ少なくなります。僕が個人でイベントするときは一つの作品だけで成立する専門イベントをやりますが不特定多数のゲームをするオープン会をやりたいと考えている方は可能であれば2人以上で運営する事をお勧めします。2人でやれば並ぶ作品の数や発信力も倍です。数をこなすとボードゲームを持ち込んでくれる常連さんも味方してくれるのでいずれにせよ、貧乏人の僕がボードゲームイベントできているのは周りのボードゲーマーに助けられている他ないので今後もご来場される皆さんが楽しめる空間を創っていきたいですね。

ボードゲームを買う指針

ボードゲームの買い方についていろいろ考えることがある。イベント開催していてご来店されるお客さんにはまだやったことがない作品をプレイしてもらいたい。月に僕がボードゲームを買うのはせいぜい4作品前後ですが買う作品の指針は一度遊んでみて面白かったものを買う。言い換えると先にその商品を買った先駆者がいるので差別化されていません。お客さんの普段遊ぶ場所はおおよそ予想がつくので可能な限りその場所が所有していない作品を買うのが理想。例えば僕が「カタン」を今から買ったところで誰も喜びません。なぜなら既にみんな遊んでいるしどこでもある作品だからです。京都で僕しか持っていない作品があれば確実に選択肢は一つ増えることになります。僕が開催しているボドゲイベントの中で頻度としては毎週金曜日の夜に開催している京都九条湯ボードゲーム会が多いです。17:00~22:00までの開催さので重ゲーも卓で立つときもありますが割合として多いのは軽ゲーです。月1で開催している「京都まちなかゲーム会」でもどちらかといえば軽ゲーがメインにまわるので今後の僕のボードゲームを買う指針として

・市場に出てない珍しい作品
・プレイ時間90分以内の作品
・パーティー色の強い作品
・結局僕が買いたいと思ったボドゲ
・誰も持っていない僕しか買わない作品を買う

できる限りはお客さんがやったことがない作品を提供したいです。自分しか持ってない作品を買ったと思っても誰かが持っているでしょう。それでも今までの経験則と知識を駆使しておもろいボードゲームはイベントしていく限り今後も模索していきたです。とか言いながら結局誰かが持っている作品を後追いで買っていきそうですがそもそもボードゲームなんてとやかく言わず自分が欲しいと思った作品を買えばそれでいいんです。遊んでいて飽きてきたら躊躇なくメルカリかフリマで売りましょう。ボドゲを置いておく空間は有限なのですから。お客さん視点であればそう言えて好きな作品を買えばいいのですが運営サイドとして考えると時には自分は欲しくない作品でも買う必要はあるのかもしれません。迂闊に欲しい作品だけを買うのではなく選択肢が広がるボードゲームを求めたい。

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