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リーダーが持つべき能力は何か

 前回の記事で、組織の中でのリーダーはまず何をするべきなのかを考えた。

端的に言えば、そのチームの目的をはっきりさせるところからスタートしようという話なのだが、もちろんそれだけでどうにかなるほど簡単なことではない。
ここでは、そんなリーダーがどんな能力を持つべきかを論じていきたい。

<令和のリーダーが持つべき3つの能力>

 リーダーに必要な能力は、実は時代によって異なる。
昭和生まれの私だが、生まれた当初はTHE・体育会系のリーダーが跋扈していたとイメージしている。
この辺、過去に記事でまとめたので、今回割愛。
※参考:今、リーダーが最も重視すべきは「合意形成能力」
 しかし、今ではグローバル化、個性の多様化、情報伝達のスピードなど、技術革新のおかげで様変わりしてきた。
そうなると、もちろん求められるリーダー像も変わっていかなければならない。
そこで、現在のリーダーが持つべき能力を4つ、ここでは挙げていく。
1.役割分担能力
2.モチベーション操作能力
3.問題発見能力
4.合意形成能力
 もちろん、他にも様々な能力が必要とされ、その総合力で勝負しなければならない。
職場の環境によって、必要な能力も変わってくるだろう。
しかし一般的には、上の4つのうちどれかが低いと、リーダーと呼ばれる立場に立つのは厳しいのではないかと思っている。
ちなみに、この4つは別に優先度順に並んでいるわけではないので注意。
 今後、それぞれをピックアップしてそれぞれ記事毎に紹介したいと思っているが、簡単に概要だけ後述していく。

<役割分担能力>

  リーダーの目的が「組織を目的に向かわせる」ことであるならば、仕事の柱に来るのは全体を見て個人に仕事を振ることに他ならない。
しかし、常に職場にいるわけではないし、計算通り物事が進むかもわからない。
てか、進まないことの方が人生多い・・・
なので、大事なことは役割という単位を適切に降ることだ。
そして、そこにはいくつかコツがある。
 ちなみにだが、役割を振らないと自分の存在意義をメンバーが持てなくなる可能性がでてくる。
そして、チームから離れていき、残っているメンバーの体力がきつくなるという悪循環も生まれる。
リーダーが直接仕事をしてしまうぐらいなら、広い意味で役割分担に注力した方がうまくいく場合が多い。

<モチベーション操作能力>

 結局、人はモチベーションの生き物だ。
自分や相手のモチベーションをうまく扱うことができれば、どんだけ人生やりやすくなるか・・
 実はこのモチベーションというのは、様々な場所で研究されてたりする。
そして、研究で導き出された答えが、現実の場で利用されなかったりする。
もちろん、実地で経験を積むのも大事なのだが、ふと立ち止まり知識を入れることも重要だ。
モチベーションに対する知識は、きっと多くの人にとって目から鱗といった話になるんじゃないだろうか。

<問題発見能力>

 問題を解決する能力にフォーカスを向けがちだが、実はリーダーは問題を見つける力の方が重要という話。
そして、どんな問題を発見するかで、解決の割合やその質はほぼ決まってくるといっていい。

<合意形成能力>

 既に、概要は話したのでこちらも割愛。
※参考:今、リーダーが最も重視すべきは「合意形成能力」
ただ、今回挙げた4つの中では最も重要で、そして最も見落としやすい能力だと思っている。
一緒に、よい形を考えていこう。

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