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【小売】アスクルの最終面接対策 #40


前書き

就活生の企業研究どこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回はその他小売に分類される「アスクル」を取り上げます。
社名の由来は翌日の配達、「明日には来る」から転じてアスクルとなっています。
アスクルのイメージ

社名からは分かりませんが、Zホールディングスが約45%を所有するZホールディングスの子会社です。(ソフトバンクグループの会社
元々はプラスという事務用品メーカーのステープル(いわゆるホッチキス)製造子会社としてスタートしています。
プラスもアスクルの株式を10.6%所有しており、ソフトバンクグループがプラスから買い取ったイメージです。
ちなみにプラスは非上場の企業で売上規模は連結で1,870億円ほどとなります。
2000年にJASDAQに上場し、2012年にヤフーと業務資本提携という歴史です。(2014年にプラスが所有していたアスクル株式の一部を売却し、関連性が薄くなった)
抑えておきたいポイントはカリスマ性のある創業社長からの脱却です。
主な海外子会社もないようで、メインは国内のビジネスとなっています。
小売業界の中では年収も高めなのも特徴と言え、有給の取得のしやすさやリモートOKなど働きやすさも一定の水準と言えます。
※いつもの記事と比較して文字数が多めですが、インタビューの引用も多めです。

最終面接対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールについてまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の一つとしてご活用頂ければと思います。

メンバーシップに加入頂くと全部の有料記事が読めます。

志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う3時間くらいの作業を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なものです。
購入者限定でTwitterのDMによる質問も可能です。

研究してほしい企業のリクエストも受け付けています。

他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

企業研究のやり方についてはこちらの動画でも紹介しています。

①基本情報

アスクル株式会社
設立:1963年(創業は1993年)
連結従業員数 : 3,570名、単体 : 900名
本社:東京都江東区
ホワイト偏差値:67.1(17/30)
求める人材:どんな時代になっても「うれしい」を創れる人
特色:

【特色】ZHD傘下。オフィス用品配達で先駆、ヤフーと個人向けEC『ロハコ』等で連携。物流事業も
【連続最高益】前期買収の歯科EC(年商130億円規模)上乗せ。ロハコは親会社実施の販促消え売上大幅減だが黒字維持。法人向けは新サイト開設効果で下期にかけて拡大続く。前期値上げフル寄与。販促費や物流費増こなし、営業益拡大。連続増配。
【物流効率化】1箱単価上昇に力点、先行する『ロハコ』知見を法人向けで活用。売上減の『ロハコ』は下期以降に販促強化方針。

会社四季報より

②売上やセグメントの情報

売上額と当期純利益の推移(会計基準は日本基準)
決算期は特殊で5月21日~翌年5月20日(キーエンスも似たような形で20日締め)

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