【日記】旅の記録 オーストラリア②シドニー編
いざ出発
前日も休みだったし出発や夜遅い方だったので、準備にも余裕を持てました。
羽田と成田を間違えないかヒヤヒヤしてました(妻が)
日本は冬であっちは真夏。
空港で不要な防寒具をスーツケースにしまって搭乗手続き。
機内およびあっちはかなり乾燥してるぞって事でペットボトルの水を4本くらい持ってたんですが、持ち込み制限で全部破棄する事に!
調査不足だったのと、せめて預ける方の荷物に入れておけばよかった…。
いきなり気分はガタ落ち!(妻が)
またオーストラリアは固有の生態系に配慮して、ナマ物や種などの持ち込み
(州を跨いだ移動でも制限がある所も)に制限がある為、検疫が厳しいです。
その辺あまり調べてなかったんですが、一緒になった高校生の団体で引率の先生がしていた説明に聞き耳をたてるなどして情報を得ておりました。
(結局よくわからなかった)
羽田空港にあるプラネタリウムのキャラだと思う。
搭乗2時間後くらいに出てきたもの。チキン。
フルーツとフルーツパン。
1日目
シドニー着、知人宅へ
・入国審査
現地の朝9時ごろ、シドニー国際空港に到着。
フライト時間、12時間くらいあると思ってたけど、8時間ちょいでした。
東京との時差が+2時間。Wi-Fiを起動して携帯の時刻を現地に合わせます。
今は入国審査が自動化され、パスポートをかざすと埋め込まれたICから情報を読み取って色々やってくれます。顔認証も無人。すごいね。
パスポートにハンコ押してもらえなくなったのはちょっと寂しいですが。
こうした情報も含め、空港についてからの動きは前もって用意されているプリントに情報や指示があったのでかなり安心でした。
着いたー!みたいな写真を撮る精神的余裕は無かったですが。
現地スタッフと合流してホテルまで送迎。ホテルでのチェックインや次回の送迎についての案内も移動内で口頭およびプリントで指示あり。安心〜!
・お宅訪問
ホテルにチェックイン、身支度を整えて、車で迎えに来てくれた知人と合流。
これまでは英語でメールのやりとりでしたが、彼は日本語が上手かった!
紳士的かつユーモアたっぷりにもてなしていただきました。
道路交通は日本同様イギリスを参考にしている為、左車線の右ハンドル。
言われるまで気づかなかった…!
オージービーフやスパイシーなソーセージが最高に美味しかった!
牡蠣や海老などの海産も美味!わーい!
ここで「ベジマイト」を知る。ベジマイトって知ってます?
ビール作る時に出た酵母のカスが原料の黒いペースト状の発酵食品で、
第一印象は「醤油!」でした。
クセがあるから人を選ぶものらしいですが、醤油っぽかったんでなんとなく親近感。クラッカーやパンにつけたりして食べるらしいです。
なんかこの感じ、良いですね。
人を選ぶけど指示されていて、国を代表する定番土産にもなってるっていう感じ。
味好きです!とまではいかなかったんですけど、個性や存在がなんとなく好きになりました。(バターと合わせてトーストに塗る奴おすすめ!)
手厚いおもてなしや家族との交流、観光プランの提案などもしていただき…
いたせりつくせりです、本当にお世話になりました…!
ミニプールや猫、蛇も飼ってました。
現地の人々の暮らしに触れることができてとても楽しかったです。
ワイルドライフシドニー
バス停までお見送りいただいた後、コアラと写真が撮りたいという妻の要望で、「Wildlife Sydney」へ。
ダーリングハーバーという港に位置する動物園で、水族館と人形館が併設されており、他の施設のチケットも合わせて買えば買うほどお得になる設定になっていました。時間もないので今回は動物園とコアラフォトのチケットのみ。
(ADULT?CHILD?(大人?こども?)と聞かれてたんですけど発音良すぎてADULTがASIANにずっと聞こえてわからんかった)
閉館時間が近かった為か人はまばらで見やすかったです。
やはり鳥類多め。いいな〜。
蝶、爬虫類、鳥類、そしてコアラ。
基本オーストラリアにいる動物を展示しているっぽい。
クカバラ(ワライカワセミ)オーストラリア固有種。
地べたに座ってつぶらな瞳でこちらを観察。カワウィーネ〜!
他にも色々な鳥がいてよかった。カワウィーネ〜!
そして念願のコアラと記念撮影。
カフェと併設されてて、頑張れば別に一緒に撮れそうな感じでした。
動物園の入り口またはカフェでも申し込みできるっぽい。
係員の人が色々説明してくれるんだけどほぼわからなかった(英語が)。
・20時間寝てる
・周りに生えてるのは全部ユーカリ
というのは分かった。
そんなわけ全員ほぼ動かず、顔も見えません。
それでもたまに寝相変えるためにもぞっと動くんですけど、かわいい。
撮影した写真は端末で好きなものを2枚選んでプリントできます。
結構ブレてるのあったけど、それもまた味。
お姉さん可愛かったしな。
その後、スーパーに寄ってホテルへ戻る。
そういえば、動物園の前に公衆トイレに寄りました。
手を洗うために水を出せば水洗されるらしい。超わかりづらかった…。
そうは言ってもトイレの存在はありがたい。
2日目
ボンダイビーチ
スーパーで買ったサラダとパンを食べて、オススメされたボンダイビーチへ。
ホテルからビーチまではバスが出ていて1本で行けます。45分くらい。
シドニーでの公共機関では「Opalcard(オパールカード)」という専用のSuicaみたいなものを使います。
バスの支払いはそのカードと、最近になってタッチ決済型のクレジットカードも使えるようになったとか。
VisaとMastercardが対応。それをスマホに紐づけることができれば、スマホでの支払いも可能。僕はこれでいくことにして、妻はオパールカードを購入する事に。
コンビニで買います。
カード自体に料金はかからないけど、初期チャージ10ドルが必要。
なんですけど、店員とのコミュニケーションがうまく撮れなくて、20ドル(だいたい2000円)支払う事に。この日は日曜日、何とバスは2.7ドルで使い放題。
なので20ドルもいらなかったんですよね…。行き先はボンダイビーチと伝えたんですけど、多めにアドバイスしてくれたんでしょうか。
ともかくそれ以上交渉することもなく、20ドルでオパールカードを購入。
そんなこんなでビーチへ。
バス、2両が日本の電車みたいにくっついてるんですよ。いもむしみたい。
でかいし運転も大ぶりで、まあ酔いました。
来た〜!
到着が午前9時くらいだったと思うんですが、すでに人がたくさん。
サーファーが大勢波にのっていました。
他にも我々のように散歩にきてるカップル、肌を焼いている人、ヨガをやってる人、犬の散歩、丘の芝生でくつろぐ人などなど。良い感じの賑わいでした。
靴を脱いで浜辺を散策。
砂がサラッサラ。曇ってたからか冷たくて気持ち良い。
(GoProのバッテリー交換中)
妻は熱心に貝殻を拾っていました(全然落ちてなかった)。
ビーチサイドには”Bondi to Bronte Coastal Walk”という散歩道っぽいところがあります。
崖沿いに作られているので緩急は多少ありますが、景色は最高です。
ビーチからそちらに向かう際に、階段登りきったところで一旦写真撮ってたんですが、「あっちのバルコニーからも良い写真が撮れるぜ!」と上半身裸でリュックを背負った初老の男性に親切に声をかけてもらいました。
見知らぬ国で受ける親切ほどありがたいものはない。
散歩道は岸壁に作られています。
特徴的な性質の岸壁でした。穴だらけだったり、滑らかだったり。
満喫〜。
カフェ巡り
ホテルに戻り小休憩後、お待ちかねのカフェ巡り!
・Single O
こないだ書いたこの店の本店です。でも今日は休日。明日の朝行くとして位置を確認がてら通過しました。
・Artificer Coffee
コーヒーの道を追求する日本人オーナーが経営する店。
ホテルからちょっと歩いたところにあったんですが…
“クリスマスパーティーのためクローズ”
嘘だろ…。
残念ながらまたの機会となってしまいました。
この時期ならではのアレですね。そしてSNSなどで最新情報を調べておいた方が無難でしたね。
歩いてたらスペシャリティコーヒーと書いてあるカフェがあったので
コーヒー購入。「Coffee,one」というと「カフェ=カフェラテ」が出てきちゃうんですね。ブラックとか言えば良かった。カフェラテも美味しかったです。
*余談
店の人と客の会話が盛り上がってて中々注文できない様子です。
客が帰り際に僕の肩越しに店員に対して
「話せて良かったよ、名前は?」
「xxだよ」
「xx、俺はxxだ!(固い握手)会えて良かった!また会おう!」
「of course!!」
という会話をして去って行きました。海外〜!
そんなノリで「would you like~?(後半聞き取れなかった)」のを雰囲気で
「調子どう?」と聞かれたと勘違いした僕は「行きたいカフェがcloseしてて悲しかった」とギリギリ限界英語で伝えたのだった。(伝わったかは不明)
・Reuben Hills
これまで紹介したカフェがあるエリアは”Surry Hills(サリーヒルズ)”といって
飲食店やカフェの激戦区らしいです。その中でもこの店は人気らしく、昼時というのもあってすでに並んでいました。
20分くらい並んで入店。
外の席でおじさんが食べてたやつが美味しそうだったんでそれを頼みました。
なんかガッツリご飯系の店だなと思ってたら、ちゃんとコーヒーもシングルオリジンっぽかったです。KENYAのKIANDU AAというやつ。フレーバー等のステータスも記載してくれていました。ハンドドリップってオーストラリアでは”BATCH BREW”というんですね。日本の珈琲屋の感覚や用語しか知らなかったので新鮮です。マグカップや器がいい感じでした。
半熟たまごが入ったハンバーガー。なんかお菓子か何かで食べた覚えたあるような味でした。バーベキュー?何だろう。とにかく美味しい。
フライドポテトがなんかかなり繊維質強めで一本一本がボリューミーでした。
さらにそれが丼に入ってるんで更にボリューミー。
二人で食べても全然ダメでした。
妻が頼んだミントティーが香り高く後味で甘みが強く出る感じで大変美味しゅうございました。
もともと古い建物を改装したっぽくて、古い木の柱が所々に見えていてかっこよかったです。
*余談
帰り道博多ラーメン屋さんを発見。モダンな感じ。
・Mecca Coffee
・Bonnie Coffee
この2つは時間が無く行くことができませんでした。あぁ〜っ無念…!
*余談
こっちくる前にどっかで聞いた「オーストラリアは既にカフェ文化が根付いている為唯一スタバが撤退した国」という情報をそこかしこで話していたんですけれども
普通にありました。お詫びして訂正致します。オーストラリアにスタバはある。
Hyde Park南北に伸びた大きめの公園。
戦争記念館や庭園、北には大きな噴水、隣には大聖堂もある大きな公園。
日曜だったからか、芝生で寝っ転がってのんびりしてる人が多かったです。
本を読んだり、昼寝してたり、なんか勉強してたり。とても良い。
Ill Porcellino
幸運のイノシシの像です。
オリジナルはイタリアのフィレンツェにあり、
ここシドニーにある像は1968年にイタリア貴族より寄贈されたレプリカっぽいです。鼻を撫でると幸運になるといわれています。
ちなみに、この像はシドニー最古のシドニー病院の前にあります。
ちなみにちなみに、これ、何故か東京の東日本橋にもあります。
(株式会社ピジョンの本社前にあるようです。哺乳瓶とか育児関係の会社なんですね)
(幸運のほかに、子宝に恵まれる、といったご利益もあるようなのでそういう理由なんでしょうか)
更にちなみに、僕の勤め先の近所でもあります。
数年前にフィレンツェにも行ったので、3つのイノシシの像を触れる事に!
特に探してるわけじゃないんですけどね。面白い偶然です。
というわけでナデナデしてきました。特に何か祈るわけでもなく漠然と撫でてしまった。
Royal Botanic Gardens
王立植物園です。一部有料で企画展をやっている以外は無料で入れるようです。
ハイドパークにもいましたが、この鳥そこらじゅうにいます。
トキみたいですね。その佇まいや多さ、立ち振る舞いなどは日本でいうハトやカラスに似ています。
シドニーは街でも鳥が多く見られると聞いて期待していたんですが、
そこまでたくさんは見られませんでした。後述の火災のせいでしょうか。
ホンキバタンとかゴシキセイガイインコとか出会いたかった…。
*余談
オーストラリアではペットとして柴犬が流行っているらしく、
何十万という価格で取引されているようです。
密輸入による逮捕者がたまにニュースで出るらしい。
植物よりも鳥ばっかり探してたな。
実際写真も鳥しかとってない。
港とオペラハウス、ハーバーブリッジが望めます。
良い景色。
ミセス・マクアリーの椅子という観光スポットがあります。
イギリスからの植民地として開拓され始めた時代、
当時の提督の妻がホームシックにかかり、よく岬にきて故郷イギリスに想いを馳せていたそうです。それを見た提督が、労働元である囚人たちに岩を掘らせて作らせた椅子、だとか。脇にはでっかい軍艦みたいなのが停泊してました。規模〜。
オペラハウス
お待ちかねのオペラハウス。
こちらは食事つき日本語ガイドツアーというのを個人で申し込みました。
発見方法と集合場所が若干わかりづらかった…。
(ここで良いのかと妻がずっとハラハラしてました)
時間になり、無事にツアー参加。
インド人や韓国人は結構大人数だったんですが、今回の日本語ツアーは我々含め5人でした。
いや…素晴らしかった。
オペラハウスってオペラとか見る場所でしょ、くらいの感覚でした。
「創造の象徴」、というのがオペラハウスのコンセプトとの事。
詳細はもう書くの大変なので省略しますが、もう大変感銘を受けました。
素晴らしいですよほんと。
オペラ以外にもバレエなどが上演されているそうで、
日本人もプリマドンナに選ばれて活躍されているそうです。
ホールの作りも随所に工夫がありました。
こうして聞くと、一度は観劇したいという気にもなります。
(かなりお値段しますけど)
ツアー後は、オペラハウス下にあるレストランでディナー。
がっつり〜!
「食べられなかったら残せるよ」と言ってくれました。
案の定食べきれなかったのでその旨を伝えると、持ち帰り用のパックを手提げ袋をくれました。
レストランもかなり賑わっていました。
奥にはバー、さらにその奥には野外ステージがあり、バンドが生演奏してました。
我々は半室内席でしたが港に面してテラス席もあり、ロケーションとしては文句なしでございます。
帰りの太陽
いやー…実に良かった。
シドニーセントメアリー大聖堂
まだ日も落ちきっておらず有数のステンドグラスがあるとの事だったので、帰路の途中にある大聖堂へ。
クリスマスイベントがあったようで、たくさんの人と出店があり賑わっておりました。
クリスマスツリー。
堂内は撮影禁止の案内。(と書いてあったけど結構みんな撮影してました。ダメよ〜)
堂内もとても立派でした。祈りを捧げる人が数人。
フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ協会に入った時も感じましたが、
荘厳で静かで、開かれた場でありながら、とても心が落ち着きます。
座ってしばらくぼんやりした後、物販を見て、ドネーションをしてろうそくに火をつけました。
脇から外に出ると、大聖堂の正面で聖歌隊が歌っておりました。
そしてホテルに戻る。
次回はウルル(エアーズロック)編です。