ご当地グルメ：「たこまん」のレモンケーキ

「たこまん」ってご存知ですか？静岡県ローカルのお菓子屋さんなんですが、静岡県民に「ホスピタリティー抜群でしかも美味しい」という共通認識があるという稀有なお店です。

浜松には「春華堂」という燦然と輝く「うなぎパイ」を作っているお菓子屋さんもありますが、僕的には、この「たこまん」のお菓子も勝るとも劣らないと思ってます。
代表的なお菓子は浜松駅のお土産屋さんでもKioskでも扱ってる「大砂丘」。チーズクリームや各種クリームをふんわりしたスポンジで挟んだもので、スポンジの柔らかさと口当たりが素晴らしい。浜松駅に立ち寄られたら、ぜひうなぎパイの横を探してみてください。

本題はここからです。ここ「たこまん」のレモンケーキが素晴らしく美味しいんです。

レモンケーキといえば、レモンの形をしたカステラ生地に黄色いグレーズがかかっているものがありますよね。ここのレモンケーキを食べるまでは「レモンケーキというものは、そこそこ美味しいけど特に選んで食べたいものではない」と思っていたんです。

でも、ここ「たこまん」のレモンケーキは違います。グレーズは半透明で丸い形、静岡県産のレモンを使った本物のレモンケーキです。スポンジ生地に本物のレモンの果汁がグッと染みていて、噛み心地は表面がサクッ、中はしっとり。グレーズとともに口に入れると口の中が唾液と幸福感でいっぱいになります。
レモンの香りと酸味、甘味のグラデーションをひとしきり楽しんだら、紅茶で舌を整えます。そしてまた一口。

うーむ、エンドレス

この「たこまん」のレモンケーキ、実は季節限定で発売は2月初旬。気温が上がるとグレーズが溶けてしまうので暖かくなるとなくなってしまいます。

昨日、毎年発売を楽しみにしている僕のために細君が買って来てくれました。今年も食べることが出来てとっても幸せです。