Mによる花粉症の打破(開)策
僕はもともとヘビーな花粉症であった。そのキャリアは小学4年生ころから始まって、学生時代はずっと花粉症である。それも発症してからどんどんひどくなっていって、大学時代にはティッシュと濡れ布巾と乾いたハンドタオルを持ち歩いているくらいだった。もちろん薬も飲んでいた。
もちろんなんて言っておいてあれだが、薬を飲むのは症状がひどくなってきてから「止むを得ず」というタイミングで飲んでいた。そんなことを何年か繰り返していたころに、なんでかは忘れたが病院を変えた。そこで言われたのが「早めに飲まないと花粉症の薬は効かない(効きが悪い)よ」ということだった。
ほんまかいなと思いつつ、その翌年にまだ症状のでない2月頭くらいから薬を飲み始めると、ものすごく楽だった。それ以来、花粉症の人や花粉症予備軍の人に会うたびにこの豆知識を披露しているのだが、年々反応が悪くなっている。もう花粉症業界では常識と言っていいくらいの情報になっているようだ。
まあでも、知らん人もいるかもしれないので、一応書いておいた。
そんなヘビー目な花粉症持ちの僕にも、例外の年があって、現役の受験のときと就職1年目には花粉の症状がほとんとでなかった。
緊張感によるものなのだろうと漠然と考えていた。その証拠というかなんというか、浪人の年にはばっちり花粉症になって現役のときにも受かった大学に進学することになったのである......。
ところでここ数年は花粉の症状がかなり軽くなってきている。やはり経営の緊張感によるものなのだろう。緊張感が心身にいいものなのかわからないが、花粉症のことだけ考えれば、たいへん喜ばしいことである。
で、今年である。
今年の花粉はすごいらしい、やばいらしいといろいろな人から聞いていたが、「緊張感が違うから」と謎の判断で薬は飲んでいなかった。
緊張感の問題なのだからと、自分にプレッシャーをかけているが、このくしゃみと目のかゆみとぼーっとした感じは間違いなくアレの仕業であろう。
認めてしまうとさらに辛くなりそうなので、認めていないが多分アレのせいである。
まだまだ緊張感が足りないのだと自分を洗脳することで、アレを抑えこもうと奮闘している。
アレを打破するためには、新規事業や借金をこさえて緊張感をぶち上げていかなければと痒い目をこすりながら考えている。
うん、悪くない。
なぜなら僕はMなのだ。
この話はまたどこかで
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