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40代白帯主婦の柔術怪我事情【最初は首】

ブラジリアン柔術のトレーニングを始めて、もうすぐ3カ月が経とうとしています。Oss!
少し前にようやくストライプを1本頂き、涙が出るほど嬉しかった!
柔術に感情受容の通りも良くしてもらってます。
これぞまさにマインドフルネス的効果なんじゃないだろうか?

テパサンの道場環境はこんな感じ

さて、わたくしテパサンが柔術のトレーニングをしているのはオーストラリア。道場にもよるんでしょうが、女性のみのクラスがつい最近週1回ぎりぎり始まったばかりで、ほとんどは屈強なメンズ達とスパーリングします。
これがまた、屈強も屈強、こんなにも骨格違います?っていうくらい、ガチムチの人たち(笑) そのうち骨盤内にしまわれそうかも・・・って気持になるくらい、突破口の見えない状況で日々マウント取られております・・・

ちなみに道場に来ている女性は全部で10名いないくらい。50kgに満たないのはテパサン含め2名のみと思われます。60kgくらいあるのが普通な感じなので、女性相手だとしても普通に重たいです。

でも、辞めたいとは思わない。痛いけど。
そこは大人になってから始めた良い点かもしれません、負けたからってスネたりしません。たまに締め上げられすぎて泣くだけです。だって痛いんだもん。

ちなみにこの国では道場はジム、スパーリングはローリング、道着はギーと言われてます。ノーギの呼び方も同じだし、大体用語は同じじゃないかなと思っています。ラペラとか。ポルトガル語的アクセントの英語で言われるので一瞬考えることも多いです。でも、お互い英語が母国語じゃないからか頑張って聞いてくれるし、分からないところは実演してもらって納得、っていうことも多いかもしれません。テパサンの場合、日本語で柔術やってても同じかもなーと思います。

さてざっとこんな状況ですが、怖いのが体格差による怪我!

なので、始めてから今までずーっと痛い所とか(笑)
最近いちばんに身の危険を感じた怪我について、書いてみます。

参考までに、学生時代に部活もやっておらず大学卒業の辺りから運動量が絶望的になくなったテパサンです。身長は160cm以上でヤセッポチ。筋肉量は、、ご想像の通り。
プラス、30歳を過ぎてから続けざま2度の出産をして腹筋は縦に裂け、骨格ガタガタ。状況的にはもうちょっとましな人の方が多いんじゃないかと思う。こんなワタシでも続いているのだから不思議だわ~。

疲れと痛みの集中箇所1:【開始直後】
背中、ふくらはぎ、肩の痛み。疲れとの闘い!

最初はとにかくトレーニング中の息切れと、身体全体の筋肉痛がありました。身体が全く慣れていないため、ガチガチ~。とにかく1回ずつのトレーニングをこなすので精一杯という感じ。
この頃からトレーニング後はプロテインを飲み、水にはマグネシウムの粉を混ぜて飲んでます。電解質は足がつったりするのを防いでくれるらしいので、よく飲んでます。

ちなみにこの時、良かれと思ってKetoダイエット的な糖質制限をして、4週間で体重が4kg落ちてびっくりしてやめました(笑) 

身体はあちこちアザだらけ、とにかくトレーニングしては家でしばらく気絶、の日々。

疲れと痛みの集中箇所:【1ヶ月経過】
肩・首、手首、指の痛み。慢性的なやつ

だんだん慣れてくると、全体的だった筋肉痛が分散していきました。
良く使うところもそうだけど、余分な力が入っちゃってるところ。もともと全然使ってこなかったところに痛みが寄っていきました。
まず肩&首!ほぼ使ってこなかった筋肉と猫背の影響か、肩甲骨を回すと音がする(笑)
手首は、自分の体重をうまく使えていないから腕の力だけで相手をけん制しているせいだと思います。まだまだ体重の乗せ方がへたくそすぎて、すぐ返されちゃいます。相手にしてみたら軽すぎて笑っちゃうらしい。チェッ!
指は、道着を掴んでいるからだと思うけど、常に関節の両側面が痛い。全体的に浮腫んで(腫れてるのかな?)、つけっ放しだった結婚指輪をつけていられなくなりました(旦那さんごめん。) グーすると第一関節が大体全部痛いです。涙

Youtubeなどでマッサージやストレッチの対処法を探しながら、できるだけ後に残さないように対処するようになりました。この頃からアザも減ってきたかな。。ストレッチしながら寝落ちすることも多々。
ちなみに指の痛みについては、いまだにどんな効果的な方法があるか分かりません!知ってる方是非教えてください。

疲れと痛みの集中箇所3【2カ月経過】
顎から落ちて首へダメージ!初めての危険体験。。

今までで一番危険を感じたのがこの時!

この時の相手は180cm位、おそらく90kgはありそうだなって感じの白帯の方でした。歳は当然のごとく一回りくらい違いそうかな~。
自戒も含めてだけど、白帯ちゃんは力加減がうまくできないから、相手が誰であろうとハードな怪我が多いんだそうです。紫帯の諸先輩方が言ってました。

わたしが下にいて、何とかしてスイープして逃げようとしていた時。
どんな角度で回ったのか、そもそも回ったのか?ちょっとサッパリ分からないけど、気が付いた時には上下反転してた。

わたしが相手のお腹に落っこちるような形で顎からドーン!
まっすぐ顎が上がる、首は反る、ガキーン!
同時に首から左手の小指まで、電気ショックビリビリ!

びっくりして「うぁぁぁ!」って声が出ただけでちょっと動けず。
焦る相手!焦るテパサン!どうするみんな!
一瞬、車いすに乗った自分を想像…あぁイカンイカン!

「ちょ…ちょっと待って……あ、ワンモーメントプリーズ」

やっとひねり出た言葉はこれでした(笑)

この後スパー中止、首はアイシング、大事を取って1週間トレーニングはお休み~。最初は怖くて首動かせなかったです。
紫帯の先輩が言うに「首ヤっちゃった時だけは病院行きなさいよ!」とのこと。血栓の原因になることがあるそうです。かかりつけのお医者さまに紹介してもらえばタダでレントゲン撮りに行ける有難い医療保険システムのオーストラリア、今回逃しましたが次回は必ず行こうと思います。

疲れと痛みの集中箇所4【ほぼ3カ月経過】
身体のケアについて思うこと。

この3カ月で柔術をめぐる色々な方と知り合って、体験談や対策なんかを教えてもらってきましたが、まずは「トレーニングできなくなるほどの大きな怪我をせずにコンスタントに続けられること」が何より上手になるための大前提だなと、つくづく感じています。

・基本的な体力と筋力をつけるためにできることを探す
・7時間以上は眠ること
・トレーニングで消費する以上に足りるようにしっかり食べること
・トレーニング後のストレッチやマッサージを欠かさないこと

きっとどんなスポーツをやっていてもそうなんでしょうが、今更ながらこんなことに気づきました。
そしてね、これって全部言ってみたら「自分を大切にすること」に他ならないのでした。独身時代は仕事の忙しさに、家族ができてからは家族のためと言い、自分自身のケアをしてこなかったわたしです。セルフネグレクトなんて言葉のない時代を生きてきた40代、頑張りすぎちゃうややこし系のそこのアナタ、わたしも気を付けるからアナタも気を付けてよ!テパサンは食事を飛ばしがちなタイプなので、しっかり食べる、を柔術を続けるための絶対条件として心がけるようになりました。
寝ないで頑張っちゃうとか、何かと我慢できちゃう人はこの機会に是非柔術にご自身を追い込んで頂いて(笑)、心身ともに変化していくのを楽しんでみてください。

痛いときもあるけど、それ以上に爽快感やごはんの美味しさ感じられるよ?
あと、何度も言うけど感情の通りも良くなります。
素直にゲラゲラ笑ったり、悔しがったりしましょ。楽しいから。

てことで、このnoteを読むと素敵な道場と仲間に恵まれる呪いをかけておくね?
結局柔術のススメでした~。

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