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中小企業によくある、総務部人事購買販促企画課に所属。要するに、なんでも屋というオールマ…

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中小企業によくある、総務部人事購買販促企画課に所属。要するに、なんでも屋というオールマイティ能力と「公平こそ正義」という、社長以外を客観的に処理するため、広く浅く、うすべったい人間関係を構築する事をモットーとする企業人です。

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真理について

小説家になろうなんて、大それた気もないので、唐突にフィクションという小説を書き始めるといきなり行き詰ってしまった。調べると、いろいろ書き方にもルールがあるとの事。その、ルールが今回のテーマである。 さて、なぜ小説を書き始めたのか、というと、物語の人物達を通じてこの世の「真理」に迫りたいからである。真理とは、究極のルール。まこと(真)のことわり(理)。 世界的には「真理」というと、宗教的な概念が入る事がほとんどであるが、よくよく宗教の経典などを見ると、みなまともな事が書いて

    • 祈りと鉄槌

      これから書くことは多分に宗教的概念、思想が含まれるが、自らの宗教との経験や感覚を永遠の尊敬と畏敬を持って記するフィクションである。 その1 「トンマーゾ!」5時間目の授業が終わり、重たい教科書をバックに詰めていると、誰かが歩いてくる気配がして、トムを呼んだ。振り向かなくても、それがアンナだと分かる。トムはそのまま帰り支度をやめずに、声をかけられた方をみると、笑顔でアンナが見ていた。 「この後時間ある? 数学でわからないところを教えて欲しいんだけど」と言われるのと同時ぐら

      • 父よ、幽霊にでも、なんにでもなって囲碁を子供に教えてくれ

        私の父が亡くなったのは、私が北海道に移住を決めた2か月後の事だった。食道癌を患った父は、12時間という大手術を乗り越え、昔の面影が思い出せないほど小さくなっていたが、体調面は健康体に戻って3年が経とうとしていた。 再発が発覚した事を母からの「再発しました。大丈夫だよね」という短いメールで知った。癌の再発の場合、再手術をしても無理だろうから、という理由で、本人も納得し手術は選ばず、その後の半年は、一番最初に受け持った中学の教え子達に会ったり、自分の子供を育ててきた学校や町を見

        • 自己紹介

          中学を卒業してすぐ、単身アメリカに留学。 といっても、何か優れていたから留学を決めたというわけでもなく、成績は後ろから数えた方が早いぐらいだったので、今もなぜ留学という選択肢を選んだのかは不明(恐らく親の意向)。 とにかく、中学までは、本当に何をしていたのか覚えていないぐらい、自意識がなく夢のような世界だった気がします。 で、目を覚ましたらいきなりアメリカでした。ただ、目を覚ましてすぐ英語が分かるはずもなく、アメリカ人から英語で話しかけられても本当にわからないもんだから

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