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読書少年育成の道
読書をする子どもに育てるには、
1 見えるところに本を置く
2 親が本を読む
3 書店や図書館に連れて行く
だそうです。
これに加え、「テレビやゲームなど、刺激の強い娯楽をできるだけ遠ざける」がポイントだと思います。
上の3つの条件は過剰に満たしている我が家ですが、マンガも身近にあったため、息子の小太郎はマンガしか読まなくなってしまったのでした…。
1歳の頃から絵本の読み聞かせをしてきた小太郎、実は保育園時代は絵本大好き、一人で読むどころか友達に読み聞かせをしていたという、読書家を約束されたかのような幼児でございました。(シンジラレナイ)
それがなぜ、活字を読まなくなってしまったのか…。それは別の記事に書きましたので省略します。
さて、そんな不肖の息子、小太郎を読書少年に育て直すべく、母はあの手この手の策謀を巡らしておるのです。涙。
男の子あるあるでしょうが、小太郎もヒトよりモノに興味をもちます。
フィクションよりノンフィクション、社会より理科が好き。
なので、福音館書店の「かがくのとも」シリーズや、「ゆるゆる生物」シリーズを買ったり借りたりしていました。
そして、ついに小太郎が自分から「読みたいから買って」と言った本がコレ。
『ポケモン空想科学読本 1』(柳田理科雄、オーバーラップ)
言わずと知れた『ジュニア空想科学読本』シリーズのポケモン編です。ピカチュウの電撃の威力だとか、リザードンの炎の温度だとかをまじめに科学的に検証しています。
これは男子に受けるでしょう。学校で友達に話したくなること請け合い!(夏休みだけど)
でも、けっこう字が細かい。小学校中級からと書いてあるし、活字慣れしていない低学年には難しいかな、と思いましたが、せっかくなので購入。
読み耽っておりました。あの小太郎が。
「ねえねえお母さん、聞いてよ」
と、感銘を受けた箇所を読み上げてくれるのです。ポケモンのことはさっぱりわかりませんが、
「小太郎がついに本を読んだ…!」
と、クララが立った!のごとく感動したのでした。
しかし、10分後…
「疲れた〜」
ポーイッと本を放り出し、ソファに寝転んで『ワンピース』を読み出す小太郎。
あーあ。
読書少年への道のりは遠い。
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