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読書とマンガの違い

休日の朝、私が起きると、小太郎はすでに起きていて、マンガを読んでおりました。きちんと着席して笑

ああ、これが活字の本だったら言うことなかったのに…。

マンガを否定するわけではありません。私も、のん子も、マンガは大好きです。名作もたくさんあります。

だから、マンガを読むのは良い。

問題は、マンガばかり読むことです。

マンガは、絵と会話で話が進むため、本に比べて想像力や読解力を必要としません。よって、それらの力が育ちにくいのです。

よく、マンガを読んでいるうちに、活字の本も読むようになるから、読書の入門にマンガが適していると聞きますが、私はそうは思いません。

人間はラクを選ぶ生き物なので、読むのにラクなマンガを先に覚えると、活字を読もうという気にはなれないものです。

我が家には、マンガも大量にありますが、のん子には『マジック・ツリーハウス』や『ルパン全集』を読むようになるまで、マンガの存在を知らせませんでした。

のん子は、活字を読めるようになってからマンガに触れたので、今でもマンガより本を読みます。

対して、小太郎は、まだ一人読みができない保育園児の頃に、のん子が読んでいるマンガを読むようになってしまいました。

失敗した、と気づいたときには、時すでに遅し。

小太郎は、活字を読みたがらなくなり、図書館にも行きたがらなくなりました。泣

毎晩の読み聞かせで、かろうじて活字の本とつながっている状態です。

今、小さいお子さんを育児中の方、小太郎の轍を踏まないためにも、マンガを与えるタイミングにはご注意ください。笑

何百冊、何千冊もの読み聞かせの蓄積を、きれいに消し去る力が、マンガにはあります。

繰り返しますが、

マンガを否定しているわけではありません。マンガばかり読むのが問題なのです。

同じことが、ゲームでもユーチューブでも言えますね。


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