ルーブル展とお花
5月某日
ルーブル展に行ってきた。
国立西洋美術館の建築、どこかで見たことあると思って調べたけれど建築士は寡聞にして存じ上げなかった(黒川紀章氏でした)。コンクリートとガラスの無機質さと曲線の柔らかい組み合わせ、どこかで見覚えがあるのかなじみ深さと懐かしさがあってなんだか好き。
さてルーブル展。今回のテーマは「愛」。愛にまつわる作品がルーブル美術館から多く持ち出されてきたとか。実際に見てるときはもちろん黙って解説や細部を見たり、あれこれ考えていた。
でも帰ってきてからこうしてnoteを書いていてふと思った。今回は愛をテーマにしている(加えて時代背景的にギリシャ神話やイエスキリスト・聖母マリアの絵が多い)のでほとんどの絵が裸の男女と子供(神々)だった。それを黙々と真剣に見つめる我々人間の図。なかなか見られない気がして面白いなあ……って。芸術作品の裸体はとりたてて珍しくもないのに、あまりにも裸体の集合だったので可笑しくなってしまった。
家に飾る用に「アモルの標的」のレプリカを購入した。B4ほどの大判サイズで、紙の額縁に入っている。以前「ゴッホ展」で同じ装丁の糸杉の絵を買っていたので、ようやく同じサイズの絵が飾れる。糸杉の絵(正しい名前がどれだかわからない、額縁をひっくり返さないと)は初めて衝撃を受けた絵だったため勢いで買った絵なのだが、何分ネガティブな衝撃を受けた絵なので朝目覚めて目が合う度にほんのり重たい気分にさせられていた。だから相殺。画風も写実派と印象派で全く異なるので面白いディスプレイになった。
いいかんじ。
おまけ
「ハナノナ」というアプリを使って庭園に咲く花たちの名前を教えてもらった。優秀。
北の方ではまだサツキは咲いてない。剪定したせいかもしれない。