【最近よく聞く言葉】繋いで繋いでブロックチェーン
この記事の作成担当：
こんにちは！久々にオフィスに出社して記事を書いています。
ランチで行きたいと思っていたお店が潰れていたり、新しい美味しそうなお店が出来ていたり、変化が見られました。
そして、久々にきたオフィスは思いのほか綺麗で驚きました。社長による大掃除が行われたようです…たまにはみんなで話しながら仕事するのもいいですね！
今回は数年前からよく聞く「ブロックチェーン」について書かせていただきます！テンタスに入社してはじめての案件もブロックチェーンの案件でしたので、個人的には印象に残っている言葉です。いま改めて調べることにより、昔より理解ができました気がします。
1．ブロックチェーンとは
イメージとして仮想通貨の裏側というのが皆さん思い浮かぶと思います。しかし、その応用範囲が注目されています。
ブロックチェーンはモノの受け渡しやお金の送金などで発生する取引データを時系列でつなげていき、接続しているサーバー間でデータを保持しあう仕組みのことを指します。
またブロックチェーン技術を支える通信方法に「P2P(Peer to Peer)」というものがあります。ブロックチェーンに接続する各サーバーにデータをコピーすることで分散して保存します。接続しているサーバー全体で一つのデータを保持しているので、システムが止まることはありません。つまり止まらないようにする大規模なシステムの投資が不要ということです。お手軽ですね。また例え一つの手元のデータが破損、紛失しても他の接続した人がコピーをたくさん保持しているので、システムとして破損することはありません。
2．ブロックチェーンの事例
いくつかブロックチェーン技術を用いた事例を紹介していこうとおもいます！
① HACERA(ハセラ)
ハセラはアメリカに拠点をおくスタートアップ企業になります。ブロックチェーン技術を活用したプライバシーや複数の参加者による安全な情報交換技術の開発などに注力しています。
IBM・ORACLE・WHO(世界保健機関)などと連携して、ブロックチェーン技術を活用した新型コロナウイルスのオープンデータプラットフォーム「MiPasa(ミパサ)」を構築しました。同プラットフォームは、質や信頼性の高いデータを収集し、適切なユーザーが簡単にアクセスできるようにするために、医療の専門家、ソフトウェアやアプリの開発者、プライバシーの専門家などのグループからサポートされています。
②株式会社GINKAN
株式会社GINKANは、ブロックチェーンを活用した新しい経済圏の構築にチャレンジしているスタートアップ企業です。AIとブロックチェーンの技術を活用したグルメSNSアプリ「SynchroLife(シンクロライフ)」を開発しました。特徴として、ユーザーの利用データをもとに、AIが食の価値観の相性を分析・機械学習を行うことで、ユーザーの好みに合わせた情報の提供が可能とされています。またもう一つの特徴として、ブロックチェーンを活用することで、様々な方法によって、ユーザーに報酬としてトークンが支払われる仕組みが採用されています。トークンは、格付け記事の投稿、新店舗の登録や店舗情報の更新・翻訳といった情報を提供したユーザーに対して報酬として支払われたり、アプリの加盟店にて飲食した料金の一部をインセンティブとしてトークンを得ることも可能となっています。
③Musicoin Foundation
Musicoin Foundationは、音楽業界に仮想通貨を活用する最初の国際プロジェクトである。同プロジェクトの代表的なサービスである「Musicoin(ミュージコイン)」は、音楽の創造、流通、消費をサホートする事を目的とし、アーティストが自身の音楽を世界市場に公開するためのブロックチェーン技術を活用したプラットフォームになります。
同サービスでは、リスナーが広告などを見ることなく無料で楽曲を聴くことができます。アーティスト側としては「Spotify(スポティファイ)」や「Apple Music(アップル ミュージック)」といった音楽配信サービスと比較して、より多くの報酬を得ることができる仕組みであるとされています。
コンテンツや著作権の情報がブロックチェーン上に分散化されて格納・保存される。これにより、ハッキングのリスクを減らすと同時に著作権が保護される仕組みとなっています。
３．さいごに
今回はブロックチェーンについて書かせていただきました。仮想通貨以外にも多くのサービスに使われていますね！データが常に変化していく、追加されていくものには強く、不変的なデータ（生年月日、氏名等）にはあまり使われない仕組みですね！
来週も月曜日の更新になると思うのですが、ドラフト会議の日ですね…楽しみですね！
今回もご拝見いただきありがとうございました！
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