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【PS4】『Voice of Cards 囚われの魔物』トロコンと感想

全てがカードで表現されたユニークなRPG『Voice of Cards』。『ドラッグオンドラグーン』シリーズや『ニーア』シリーズのヨコオタロウ氏、齊藤陽介氏、藤坂公彦氏、岡部啓一氏といった豪華スタッフが手がけていることでも話題ですね(ここまで前記事のコピペ)。

そんな『Voice of Cards』シリーズの3作品目であり最新作の『囚われの魔物』をトロコンしたのでトロコン解説と感想を書いておきたいと思います。

トロコン

トロフィーの一覧はコチラ

時間

かかった時間は20時間ピッタリくらい。テキストや石川由依さんの読み上げもしっかり堪能したので、それらを省略すると5時間程度は短縮できると思います。

運要素

前作、前々作をプレイした方は分かると思いますがエネミーカードの解放ために各魔物を5体ずつ倒さないといけないので、ランダムエンカウント分の運要素があります。

さらに今作では各キャラクターに固有の魔法やスキルが存在せず、魔物がドロップするスキルカードを使って戦うこととなります。このスキルカードがランダムドロップな上、レア度が設定されており、コンプリートも手間ならイベントでレア度の要求まであって過去作よりも大変でした。ウェイブロック、フィアーロックがランダムイベントでなくてもエンカウントするのは救いですけどね。

お金持ち

50,000G稼ぐことで取得出来るトロフィーですが、本作はお金の使い道が全然ありません!トロコンには全装備・全アイテムの購入が必要なのですがそれでも倍の100,000Gくらい貯まると思います。お金は全く意識しないでプレイして問題ありません。

鍛錬の極み

誰かのレベルが最大(30)に達することで取得出来るトロフィー。今作は過去作に比べかなり簡単になっていると思います。裏ボスも特に対策しないで初見クリアしましたし、ラスボスに至っては「これで終わり…?」と思いました。トロコンするには魔物をたくさん倒す必要があるのですが、運が良ければスキルカードもすぐに手に入るため、最後に残るのがこのトロフィーという方もいるかもしれません。ラスボス戦で入手できた経験値は持ち越せないのですが、ラスボス戦でかなりの経験値を獲得できるので最後に残ったらラスボスに挑むのが良いと思います。

祖を討ちし者

裏ボスを倒すと取得出来るトロフィー。どこで戦えるかはかなり序盤で察すると思います。それなりに強かったですが今作はパーティ固定なのでしっかりスキルと装備を組んでいれば苦戦しないと思います。前作『できそこないの巫女』よりは全然簡単ですね。

細かく戦略を考えておくと、蘇生と状態異常回復はアイテムに任せて、全体回復のメイジモスとゴールデンフンゴを二人に持たせておきましょう。全体攻撃スキルはどれでも良いのですが必要ジェムの低いものを使いましょう。レベル上げは各スキルのレア度上げも兼ねて最終ダンジョンで。トロコン目的なら他のトロフィーを集めてからでも良いですね。

貴重な魔物

星5のスキルカードを手に入れることで取得出来るトロフィー。スキルのレア度は敵の強さに比例するので最終ダンジョンが入手しやすいです。確証はないのですが、クリア後は最終ダンジョン以外でもレア度の高いスキルカードが入手しやすかった気がします。

砂の記憶

砂漠のイベントで手に入る指輪を砂の神殿のとある場所で使うと戦闘となり、勝利すると取得出来るトロフィー。普通に歩いているだけでイベントは発生したのですがランダムだとすると苦労する人もいるかも。

血に塗れた人形

新天地のイベントで人形を手に入れ静かな村の爪跡のある廃墟に持って行くと取得出来るトロフィー。こちらも普通に歩いているだけでイベントが発生しましたが、ストーリー進行が必要な気がします。そしてストーリーが進行しているとスキップで進んでしまうので気付かないかも。

伝説の魔物使い

指定されたスキルカードをさすらいの商人に見せることで取得出来るトロフィー。レア度も関わってくるので運が悪いと一つのカードに何時間もかかります。過去記事『【Voice of Cards 囚われの魔物】トロコンに役立つ魔物の生息地まとめ』を参考にしていただくと楽かもしれません。

感想

パーティメンバーが4人固定で誰もスキルを持たないというのは面白かったですね。各キャラの個性がかなり薄くなりますがシリーズ3作品目の特徴づけとしては良かったと思います。前作『できそこないの巫女』の不自由な戦闘を味わった後というタイミングなのもポイントですね。

石川由依さんのナレーションもお可愛くて良かったです。今作はちょっと噛みすぎでは…?と思いましたが、石川由依さんだからか笑顔になってしまいますね。お可愛いからそのまま収録してしまった可能性…?

音楽は相変わらず良かったです。戦闘の効果音などは聞き慣れてしまいましたけどね。シリーズものだから仕方ないですね。

イラストはもう少しカラフルにして欲しかったですね。前作『できそこないの巫女』が色鮮やかで好きだったので残念でした。終始、緑のないマップでパーティは白黒で流石に画面が寂しかったです。

シナリオやキャラクターはシリーズで最もあっさりしてると感じました。シリーズで初めてシナリオにヨコオタロウさんが参加したということで期待しましたが、単純に人と時間が足りなかったのかなという感想です。第一章で「もう冒険しなくて良くない…?」となりましたからね。ヨコオワールドというなら最初の『ドラゴンの島』が一番それっぽかったと思います。

つまらなかったどころか「この話・キャラクター必要?」というのが多かったですね。悪ふざけしてれば許される感じになっているのがモヤモヤします。掘り下げも少なくて不完全燃焼です。

安元洋貴さんに速水奨さんに石川由依さんと来ましたが、今作までは開発が決まってたんじゃないかという気がしますね。ヨコオタロウさんは売れたから続編が出せたという話をよくしていますが、それにしても発売ペース速すぎでは…。まだまだ続編があるならエミールの門脇舞以さんあたりも聞いてみたいです。

各DL版リンク

本作にはパッケージ版が存在しません。以下から購入しましょう。

Nintendo Switch版

PS4版

Steam版

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