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【KHMoM】『キングダムハーツ メロディオブメモリー』トロコンと感想

『キングダムハーツ メロディオブメモリー』トロコンしました。リズムゲーム苦手なのでとても苦労しましたね。右スティックの故障で動かなくなるトラブルもありました…。

というわけで、自分のように『キングダムハーツ』ファンだけどリズムゲームが苦手な人に役立ちそうなトロコン備忘録を書いておきます。トロフィー一覧はコチラです。

トロコン

難易度はリズムゲーム得意かどうかに左右されますが、全曲クリアやエネミー撃破数などのトロフィーがあるので確実に時間はかかります。リズムゲームが苦手な人には厳しいので、トロフィーだけが目的の人は避けた方が良いと思います。対戦モードがありますがオンライントロフィーはないので安心。ストーリーがありますが時限トロフィーもありません。

個人的には『キングダムハーツⅢ』のプラチナトロフィーよりは大変でした。まあⅢはDLCの『ReMind』のトロコン(プラチナトロフィーは無し)がとんでもなく難しいですが…。

難しいトロフィーは以下です。これらについても書いていきます。

  • 『チェインマスター:プラウド』プラウド譜面を50曲FULL CHAINでクリアした

  • 『エネミーバスター』エネミーを100000体撃破した

  • 『プラチナの輝き』COMバーサスでプラチナランク1に到達した

  • 『オールクリア:各難易度』各難易度ですべての譜面をクリアした

時間

トロコンにかかった時間は60時間です。前述の通りエネミーを10万体倒すトロフィーがあるのでリズムゲーム得意な人でもかかる時間はそんなに変わらないと思います。最短でも45時間程度はかかるんじゃないですかね。

ちなみにクリアまでは30時間でしたが、寄り道しまくってたので最短でクリアすれば15時間くらいだと思います。

チェインマスター:プラウド

最高難易度のプラウドで50曲をノーミスでクリアするトロフィーです。トロコンを目指すならどうせプラウドを全曲クリアすることになるのですが、ついでで取れるトロフィーではありません。リズムゲームが苦手な人ならスタンダードでも厳しいです。フルチェイン楽曲数はVERSUS MODEのプロフィカから確認できます。

本作はリズムに合わせてボタンを押すだけでなく、×ボタンを押したままスティック操作で左右に動いたり(グライド)、複数のボタンを同時に押したりと『キングダムハーツ』要素を組み込むことで操作が難しいリズムゲームとなっています。プラウドになると脳トレかと思うようなレベルの複雑さになります。

しかし、ワンボタンという通常のリズムゲームのように一つのボタンだけでプレイできるモードも用意されていて、トロフィーもワンボタンで取得できます。ワンボタンならグライドしながらRやLを押すような複雑な操作をなんと×ボタン押すだけで済ますことが出来ます。グライドしてる間はリズムも何もなくなり思わず「これで良いのか…?」と思うほど簡単です。

ということで、『チェインマスター:プラウド』のコツの一つはワンボタンモードでプレイすることです。そして、ワンボタンでノーミスでクリア出来るまで頑張った楽曲はさらに頑張ればノーマルモードでもクリア出来ます。ワンボタンで50曲クリアしてしまっても良いのですが、プラウドの中でも難しい曲は本当に難しいので同じ曲でノーマル25曲+ワンボタン25曲の合計50曲クリアした方が簡単だと思います。

本作の楽曲は通常のフィールドバトル以外にも、自動グライドで各キャラクターのムービーを背景にプレイするメモリーダイブ、『太鼓の達人』などに近い画面でミス数に応じてボス敵からダメージを受けてしまうボスバトルがあります。難易度的にはフィールドバトルよりもメモリーダイブやボスバトルの方が簡単だと思います。優先してプレイしましょう。

私のようなリズムゲームが苦手な人向けのコツですが、エネミーの動きや音楽よりも判定の〇が収縮するのをしっかり見てボタンを押した方が良いと思います。フィールドが坂になっていたり、エネミーが惑わすような特殊な動きをしてくるのでこれが最も正確です。そして、暫くプレイしていけば何となくのリズム感も掴めてきます。難易度順でプレイしていけば、プラウドの頃には何となくの感覚が身についているでしょう。

チェインマスター共通のアドバイスとして、ワールドトリップ(ストーリーモード)の楽曲は全部同じ難易度にしましょう。ワールドトリップではワンボタンモードが選べず、楽曲一覧ではワンボタンかノーマルかでしかクリア確認が出来ません。さらに、トロコンを目指す人は後述するCOMバーサスモードで難易度ごちゃまぜで楽曲をプレイさせられます。そのため、ワールドトリップで難易度をバラバラにしてしまうと何をどこまでクリアしたのか分からなくなります。一つの難易度に集中させて無駄な手間を避けましょう。

最後にリズムゲームが苦手な私がノーミスクリアした50曲コチラです。

エネミーバスター

エネミーを10万体倒すことで手に入るトロフィーです。リズムゲームが得意な人はこれが最後になるらしいです。私はチェインマスターを狙ってる際に取れたので全曲クリアの方が後になりました。プレイ時間58時間、楽曲クリア数717回で取得できました。撃破数はRECORDから確認できます。

プラチナの輝き

COMバーサスというオフラインでコンピュータと対戦するモードで最高ランクのプラチナ1を取得するトロフィーです。

プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4つの階級(?)があり、それぞれにも1から3までの段階があります。最初はブロンズ3なので11段階上がればプラチナ1ですね。

5人のコンピュータが表示され、3勝すれば昇格、3敗すれば勝敗リセットで再び5人と対戦となります。『Splatoon3』のバンカラマッチ(チャレンジ)みたいなのを想像してもらえば分かりやすいと思います。連勝するほど大きく昇格できるようです。

ゴールドくらいからスタンダードでノーミス程度の実力がないと難しくなります。しかも敵からの妨害つき。しかし、リザルトに進む前にメニューから「やりなおす」を選択することで何度でも挑戦できるので、勝つまでしつこく繰り返しましょう。5人の敵の内2人は難易度が低い楽曲なはずなのでその2人は確実に勝つこと。

また、COMに20回勝利することで手に入る「グレイテストバトラー」というトロフィーがあるのですが全勝でプラチナ1になると勝利数が足りません。ブロンズやシルバーのうちに負けておくことをオススメします。

オールクリア:各難易度

特定の難易度で全ての楽曲をクリアすることで取得出来るトロフィー。楽曲数は150曲なのでビギナー・スタンダード・プラウドの3難易度で合計450曲クリアする必要があります。1曲3分としても22.5時間。ロード等も挟むのでもっとかかるのは予想できますね。また、ワンボタンで75曲、ノーマルで75曲のようなプレイはダメみたいです。前述したワールドトリップの難易度は固定しろという話ですね。

『オールクリア』という難易度関係なく150曲クリアするトロフィーはワンボタン・ノーマルも問わないようです。トロコンするならノーマルで全曲プレイして、チェインマスター(ノーミスクリア)のためにワンボタンを併用するのが良いでしょう。

エネミージャグラー

1曲のプレイで1体のエネミーを19回以上攻撃することで取得出来るトロフィー。『Crossing to Neverland』のプラウドで取得できます。

テクニシャン

Today's ボーナス5曲を一日で全てノーミスでクリアすることで取得出来るトロフィー。ミュージックセレクトを見ると特定の曲にToday's ボーナスという表記がされていると思います。その曲をどの難易度でも良いのでノーミスでクリアしましょう。ミスしたら『プラチナの輝き』のように「やりなおす」を使いましょう。解放した楽曲が少ないうちは一日5曲Today's ボーナスが付かないので、ワールドトリップをクリアした辺りで確認するのが良いです。こちらはワンボタンで構いません。

感想

面白くなるまで時間がかかったゲームでした。操作が複雑すぎますね。数週間もしたら操作忘れそうです。トロコン目指して各難易度で遊ぶうちにどうしてここに音符があるのかが見えてきたり、指をどう動かして操作するのかが掴めて来て楽しくなりました。リズムゲーム苦手な人が楽しめる作品ではありません。

本作をプレイする人の何割かはシナリオが目的だと思います。私も最初はシナリオ目的でした。ところが、新規シナリオは最後の最後の20分程度です。内容的には『Ⅳ』に繋がるであろう重要な内容なのですが、ボリューム少なすぎますよね…。そこに至るまでは過去作の振り返りムービーのみなので非常に退屈です。リズムゲームを買うほどのファンに振り返りムービー必要なのかな…。シナリオだけが目的なら携帯して少しずつ進められるニンテンドースイッチ版が良いかもしれません。

VERSUS MODEはリズムゲームとしては珍しいと思います。しかし、トリックで相手を妨害しても自分のプレイに精一杯で実感ないですし、逆にやられた時はイライラしますし、単純にスコアランキングでも良かったんじゃないかなと思います。チリシィの解説もうるさいです。

コレクションカードは「必要かな?」と最初思ったのですが、揃ってくるとなかなか良いものです。アルティマニアなどでしか見られなかったイラストが見れてテンション上がります。揃えるのが大変ではありますけどね。トロコンする程度では全て集まりません。

細かい話だと右スティック故障で動かなくなってしまうことや、ミュージックセレクトだとワールドトリップのミッションが達成できないこと、ノーマルとワンボタンのスコアが一目で確認できないこと、一覧からはエクセレント数やミス数が分からないこと、デモモードで早送り出来ないこと等が不満でしたね。

収録楽曲数は非常に満足です。『パイレーツオブカリビアン』などがなかったりしますが150曲もあれば十分ですよね。物足りないという方はトロコンしてから言ってほしい(笑)。ミュージックプレイヤーもあるので、本当にニンテンドースイッチ版アリだなあと思いました。『スマブラ』を音楽目的に持ち歩いてる人もいるのではないでしょうか。

地味に良かったのが配信禁止区間が特定の楽曲のみでムービーやエンディングにはなかった点ですね。権利の問題かもしれませんが、安易にエンディングで『光』を使用していないのNICEです。「あの曲のタイトル何だっけ?」と思ったら自分の配信見返せば良いですし、振り返りムービーも何度も確認できます。勿論、他人の配信でムービーを済ますなんてことはしないで自分でプレイしてほしいですが…。

パッケージ版なら1,000円切りかねないくらい値下がりしてるので、ぜひ自分の目で確かめてください。楽曲数だけでも買って損をするなんてことは決してないです。


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