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深夜まで勉強漬け!?アメリカのリアルな大学生活

こんにちは!株式会社Fullcommissionでインターンシップをしている
齊藤來樂(Saito Kura)です。


今日はアメリカの大学生活のリアルをお伝えしていこうと思います!

よく学び、週末によく遊ぶ!

海外の大学はよく、「入学するのが簡単、卒業が難しい」と言われています。僕はその通りだと思います。

日本の大学に進学する場合、センター試験などの全国統一テスト次第で進学先が決まりますが、アメリカはそうではありません。
必要となるのは...

高校の成績、エッセイ、推薦状、課外活動、TOEFL(留学生対象)

と言われています。(学校によっては更にSATや面接が必要となります)
日本の基準と比べるとユニークと言えるかも知れませんね。


次は、なぜ卒業するのが難しいのか見てみましょう。
大きく三つの理由があります。

1. 圧倒的な課題量
寝る時間が無いほどの予習・復習・課題に取り組まなければなりません。
以下の画像は僕のある学期のスケジュールです。

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(Math-数学, SPAN-スペイン語, ECON-経済学, PHYS-天文学, ITS-プログラミング, WRIT-エッセイ)

授業間に勉強しても時間が足りず、毎日朝3時まで勉強する生活です。

課題をやり忘れていないか心配で寝付けないことも少なくはなかったです...笑


2. 就職活動の際に提示するため

日本の就職活動ではGPAを提示しないという話を聞きましたが、アメリカではそうはいきません。会社側がGPAを確認することで、その人が知識があり、努力をし続けられる人なのか判断します。その為、一切手を抜くことが出来ません。


3. 奨学金のため

アメリカの大学費は日本よりも高いと言われています。ただアメリカでは成績優秀者に返済不要の奨学金を貰うことが出来ます!
僕の場合、奨学金を貰っているため東京の大学に行くよりも安く今の大学に通うことが出来ています。

実は、アメリカでは税金対策のために大学に寄付をする文化があります。
優秀な人材が大学から卒業し、社会で活躍すればするほど、大学に多額の寄付金が集まり、大学生に還元できるという仕組みです。

ナイキの創設者であるフィルナイト氏は2016年にオレゴン大学に500億円相当の寄付をした例があります。



もちろん勉強だけではなく息抜きも必要です!

アメリカの大学生はONとOFFを上手く切り替えています。
金曜日の夜から土曜日の昼まで友達と楽しみ、残りの週末は勉強に専念するのが一般的です。

僕の場合、オレゴン大学にアメリカ国内で交換留学した際によくアメフトやバスケの試合をみに行きました。

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大学生や地域の方々がスタジアムに集まり、オレゴン大学の大学カラーである緑と黄色を身にまとって応援します。


専攻を変え放題!

びっくりする方が多いのではないでしょうか。日本の大学システムと違い、再入学をすることなく、好きなタイミングに専攻を変えることが出来ます。
また、二つ以上の専攻に入ることが出来ます。

アメリカでは専攻のことをMajor、副専攻のことをMinorと呼びます。
僕の場合、International Business Major と Marketing Major に入っています。

好きなタイミングで専攻を選べるので、入学時に専攻を選ぶ必要はありません。そのため、本当に勉強したいことや将来したいことなど、自分のペースで考えながら選択することが出来ます。

アメリカでは専攻の選択肢がたくさんあります!

Architecture - 建築学、Gender Studies - ジェンダー研究、Biology - 生物学
Business - ビジネス、Communication - コミュニケーション
Computer Science - コンピューター科学、Education - 教育学
Engineering - 工学、Literature - 文学、Humanities - 人類学
Languages - 言語学、Legal Studeis - 法学、Phycology - 心理学

上記は一例にすぎません。
もし興味があれば是非有名大学のMajor, Minorを調べてみてください。


単位制

アメリカの大学は単位制を用いているので、4年以下、または4年以上かけて大学を卒業することが可能です。

つまり...

卒業する時期は自分次第

ということになります。
僕の場合、3年半で卒業することが出来たのですが、Marketing Majorを追加したので4年かかることになりました。


世界にぐっと近くなる!

アメリカの大学に世界各国から留学生が勉強しにやってきます。
そのためアフリカ、南米、ヨーロッパ、アジアなどからの友達を作ることができ、世界の国々についての理解を深めていくことが出来ます。

僕の大学には約60の国から来た200人以上の留学生が在籍しおり、
人種や出身国関係なく仲良くしています。

僕は夏休みに一人旅する際に、海外に住んでいる友達によく会いに行きました。




ここまで読んで頂きありがとうございます。
長くなってしましましたが、アメリカの大学生活を垣間見ることが出来たのではないでしょうか。

もしアメリカの大学生活について更に知りたいことをコメントして頂けたら、次の記事にしたいと思います。コメント待ってます!:)

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