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違う視点をもつ

先日、友人と道でばったり会いました。緊急事態宣言になってから人と約束をして会うことが憚られるようになったので、久し振りに会えました。ずいぶん友人は悩んでいるようでしたので、そのあと少し一緒に歩きながら話を聞いていました。

真面目に聞いていたつもりなのですが、どれだけ聞いても、何ひとつ悩むことはないのでは、という結論にいたりそれを本人にも伝えました。

友人はしばらくリモートワークを行っているということもあって、なかなか人と話す機会がなかったそうです。吐き出せたことで少し楽になった、元気が出たと言ってくれました。

このようなご時世でもあり、うまくいかないことをなかなか切り替えられず、今までなら人と会って話したり趣味などをして発散できたことができなくなったりしている方も多いのかもしれません。

このような状況はおそらくまだ続いていくと思います。ただ状況を嘆いても残念ながら変わらないので、自分がいかに変わっていくか、だと思います。たとえば外で運動するのが趣味だった方が家の中で運動をするなどと切り替えているように、今の世の中でできることをそれぞれの方が見つけていけたらいいですね。

また、頭の中をよくない考えが占めてきた場合は、違うことに目を向けることが大事だそうです。どうしても物事が頭から離れない時というのは誰にでもあるそうですが、切り替えるスピードが速い人の方が、健康的に生きられます。

切り替える方法としては、「目の前のことに目を向ける」。当たり前のようですが意外とできていません。テレビをつける、音楽をかけるなど空間を切り替えることも有効で、それすらもしたくないようであれば、ただ目の前のものの名前を脳内で読んでいくというのも効くようです。今の私であればパソコン、コンセント、スマートフォン、ペン、お茶、、、

と言った感じにです。このときに、「あ、スマートフォンでLINEをチェックしなきゃ」といったようにその他の情報を考えてしまうと無意味になります。ただ、スマホがあるな…といったかんじに眺めます。

色々なことを紐づけて考えることで脳も疲れてしまいます。ただぼーっとして淡々と過ごす時間と言うのが、脳にも必要なのかもしれませんね。夜眠る前にいろいろ考えてしまうときはひつじを数えると良いと言いますが、そういうことなのかもしれません。STAFF T


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