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失っていく

時が経つにつれて、記憶は薄らいでしまう。

だから、昔の自分がどんな風に物事を捉え、どんな風に生きていたかは、おぼろげにしか覚えていない。

あの時の楽しかった思い出、苦しかった思い出は、ひどく解像度が落ちたものになってしまっていて、あの時のようにはもう感じられない。

今感じている切実な思いも、未来では切実なものではなくなってしまうのだろう。

年を取るということ、未来に進むということは、少し残酷だ。

今感じていることを少しでも留めておきたくて、忘れたくなくて、noteに投稿しているのかもしれない。


#日記 #エッセイ #日常 #記憶 #未来

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