見出し画像

TENTOチャット:子どもたちのための"オンライン公園"が誕生!

こんにちは、皆さん。今日は、TENTOが新しく始めたサービス、TENTOチャットについてお話ししたいと思います。

TENTOチャットは、大人たちがビジネスで使うSlackやChatworkのようなツールを、TENTOに通う子どもたちが安全に使えるようにしたものです。こういったツールは、文字でコミュニケーションを取るためのもので、仕事だけでなくプライベートでも活用されています。LINEなどの1対1のコミュニケーションがメインのツールとは異なり、TENTOチャットは大人数でのコミュニケーションを可能にします。

TENTOは自社開発のnoizでオンラインのコミュニケーション環境を提供していますが、友達作りやカジュアルなコミュニケーションには、リアルタイムではない、いつでも使えるテキストツールが必要だろうと考えました。デジタルネイティブな子どもたちはテキストでのやり取りに非常に慣れていますし、実際にゲームのチャット機能として人気のDiscordを使いたいと思っている子どもたちはとても多いです。しかし、Discordには年齢制限があるため、子どもたちは使うことができませんでした。

また、DiscordやSlackなどはクラウドサービスなので、こちらがすべてのデータを見ることができません。TENTOチャットはRocket.chatというオープンソースのソフトウェアを使って自分たちのサーバにインストールしているため、あらゆるデータを社内で見たり管理することができます。実は、子どもたちへのサービスを開始するずっと前に、社内のテキストチャットをこのTENTOチャットに切り替えて準備してきました。

TENTOチャットのコンセプトは、「公園のような環境」です。リアルの公園で子供たちが遊んでいるとき、保護者は遠くから見守り、必要なときだけ介入します。同様に、TENTOチャットでも、我々は子どもたちのコミュニケーションを見守り、必要なときには口出し(文字ですが・・)します。子どもたちがやっていることのすべてを講師が見られるように、ダイレクトメッセージはシステム的にオフにしています。

子どもたちの活動を講師が全て見られると言っても、あまりにも講師が表に出ると、子どもたちが自由にコミュニケーションを取れないので、講師たちはなるべく「木の陰」に隠れるようにしてそっと見守るのが大事だと考えています。

TENTOチャットは6月1日からサービスを開始し、現在は参加者が増えてきています。これからどのように発展していくのか、とても楽しみにしています。
(TENTO代表 竹林)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?