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【40代のひとり言⑭】物事を考える癖のある人、ない人。天地ほど差がつきます。

人間生きていればいくつもの選択を迫られる。朝起きて先にご飯を食べるか、シャワーを浴びるか、そんな些細なことから、転職するかしないか、といった人生の分かれ道まで、常に様々なところで選択を迫られる。

「迷ったら心の赴くままに!」「のりと感覚で!」プライベートではそれでもいいときもある。ただ、誤解されがちなのは、自分の心に正直に、とか、感覚的に、とか言っている多くの場合は、考えることから逃げている場合が多いのだ。

考えることを逃れた時点で人間の脳みそは退化する。人を人たらしめていることは、思考することなのであれば、考えることから逃れることは、人を諦めることにも等しいと私は思う。

だから、特に仕事においては、常に考える。選択肢が分かれるとき、何故、そのうちの一方を選ぶのか、そのメリットは、デメリットはなんなのか?

一つの案件をプレゼンテーションするときに、何が目的で、どう着地させるか、どのような反応が予想されて、その反応に対し、どのように回答するか。

常に考える。頭がよじれるほどに考える。そうした癖をつけておくと、とっさの予期せぬ出来事があったときでも、臨機応変に対応できる。

そして、考える癖は仕事だけに留まらない。考えない人は、他人の気持ちが分からない。考えようとしない。だから他人を幸せにすることもできないし、自分も幸せになれない。

究極的には、頭が良いということは、ヒトの気持ちが分かるということだとも言える。

どこまでいっても未来のことはわからないし、他人の気持もわからない。それでも、必死で考えて、予測し、想像することはできる。

だから、些細なことでも常によく考えましょう。一つ一つのその判断が、思考の深さが、あなたの将来を大きく変えるのだから。

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