見出し画像

<転職体験記1:退職決断編>

2020年9月 会社を退職し、WEB業界に転職することを決断

私は3年半建設会社に勤め、施工管理職に就き、会社にお世話になってきました。

その勤めていた会社をコロナ不況の中、辞めることにしました。その理由は二つあります。

一つ目は、この仕事を続けていくことに抵抗感を抱いていたから。

二つ目は、ほかにやりたいことができたから。

この二つです。


理由1:仕事に対する抵抗感(今後もこの仕事を続けていくのか?)

画像2

1つ目についてですが、どういったことに抵抗を抱いていたかというと、

・地方(田舎)への転勤(計4回)による地方生活

・残業時間の多さ(月残業80~170時間)

・(建設業ゆえの)人間関係

・入社してからの転勤回数6回(3年半)

これらが自分の中で、今後も建設業界を続けていくうえで大きく抵抗感を頂く要因となりました。

(よろしければ、当時の自分の生活をまとめた動画をアップしているので、ご覧ください。↓いろんな方に共感を頂いてうれしい限りです。)

画像1


この時は田舎の現場に配属となっていたため、コンビニに行くのにも、車で15分。最寄りのスーパーなし。

朝ごはんは食べず、昼ご飯は夕方の4時ころにやっとありつける日々。

先輩はもっとすごくて、食べてない日が多々ありました。

繁忙期でもないのに、6:30出社~24:00退勤という生活をすることが日常でした。

月170時間残業してた時は、自分が赴任する3か月前に完成させるべき書類が当たり前のように残っていました。


「おいおい、令和だぞ...。いつまでこんな生活続ければいいんだ。」

そんな疑問を抱いても答えはどこからも降ってきませんでした。


僕は不眠症になり、一睡もできず会社に行くようになりました。

仕事中は頭痛と耳鳴り、胃痛のハッピーセットに悩まされました。

ずっと、聞こえるはずのない「セミの鳴き声」が昼夜問わず自分の中でだけなり続けていました。


肌は蕁麻疹を起こし、髪が枕に何本も抜けていたのを覚えています。

上司に「アトピー」と人前でネタにされるくらいに、皮膚が悪化しました。


そんな生活をしているときに、「働き口なんていくらでもあるんだ。」と思い、辞めることを本格的に考えだしました。


理由2:WEBマーケティングを仕事としてやっていきたいという思い

画像3

二つ目についてですが、WEB業界のマーケティング職をどうしてもやりたい思いが強くなったからです。

実は、マーケティングについては大学時代から興味がありました。ある大学の講義がきっかけです。

その講義では、社会の課題に対して、ある仮説を立て、その仮説を検証するために、検証するために必要な要因を抽出し、相関関係や有意差等を分析する演習型の講義でした。

私はこの演習でのデータ分析がとても楽しかった。

グループで取り組む演習だったにもかかわらず、班員はみんなデータ分析はお手上げでした。

仕方なく、自分は真面目にやろう位の意識で最初は取り組んでいたのですが、やり始めると、没頭してしまいました。

仮説を検証するために、集団の個々の構成要素の分布を出し、数量で把握することがとても自分には好きな作業だったのです。

あらゆる要素をもとに回帰分析し、相関関係を求めたり、

二つの要素をもとに、二つの個々に有意差があるのかないのかを求めること。

これがとてつもなく好きだった。

だから、6人で取り組むグループワークの分析と調査結果の発表資料作りをすべて自分で一人でやれてしまいました。

それ以降も、ほかの講義でも同じように課題を調査する授業があるのですが、それもとてつもなく楽しかった。

楽しくやれて、その分析力と考察を評価されどちらでも「優」の評価を頂けました。

また、辛口評価の教授からも「これ。こういうプレゼンをみんな(他の学生)にしてほしかった」とまで、言ってもらえた経験がありました。

この経験から、「自分は分析が好きだし、周りと比較しても得意なんだな」と自覚するようになりました。

今まで劣等感を抱くことが多かった僕に初めて得意と思えるものを見つけられた瞬間でもありました。

そんな矢先に就職活動期がやってきました。

やりたいことが何となく、「データ分析」「マーケティング」というのは自分では分かっていたものの、

私は土木工学科。

土木工学科の学生が専門分野(土木工学)を生かせる就職先として、一般的なのは4つの業界です。

その4つとは、「ゼネコン(施工管理・設計)」、「建設コンサルタント」、「インフラ(鉄道、ガス、電力等)」、「公務員(土木職)」です。

なので、私はどこかでマーケティング系の職種に就きたいとは思っていながら、

「新卒切符を使って大手に入りたい」

「名の知れた企業以外に入るのなんて、何も情報が入れなくて嫌だ」

そういった思いがあり、自分の本音を無視しマーケティングとは関係がない大学で学んだ専門分野(土木工学)を生かせる職種(ゼネコン:土木施工管理)を選ぶことにし、就職活動し、無事内定を頂けました。

そして、日々の仕事に追われ、自分がマーケティングをやりたかったことなんてことはいつしか忘れていました。

しかし、もう一回自分のやりたいことって何だろうと思い、行動していくうちに改めてこれをやりたいと思いました。

だから、私は会社を辞めることを決断しました。

そして、退職交渉をすることになりました。





以上です。最後までご覧くださり、ありがとうございました。
--------------------------------------------------------------------------------------
ラインでは、転職に関する相談や質問等を承っています。
ぜひ、何から始めてよいか分からないような方は気軽にご相談ください。
ご連絡下さる場合は、ご登録お願いいたします。↓

公式ライン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?