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200530 科学技術学園高等学校の教員採用情報を読み解く

皆様お疲れさまです。

今日は科学技術学園高等学校の教員募集情報を読み解いていきます。

さて、以前の記事からの読み解き記事になります。

1.基本情報の確認

募集情報を再掲しておくと

◆情報 常勤講師or非常勤講師(10コマ程度)

◆英語 常勤講師or非常勤講師(10コマ程度)

◆数学 常勤講師or非常勤講師(8~10コマ程度)

◆国語 非常勤講師(15コマ程度)

◆地歴公民 非常勤講師(12~14コマ程度)

ということになっています。

2.応募する際に気になること

そもそものお話になりますが、インターネット上で公開されているこれらの求人の募集要項の締切日が「2020年1月31日(金)郵送必着」と書かれています。

つまり、採用予定日は2020年の4月1日だったのです。

今年度の授業担当者が足りていないという可能性があります

これを踏まえると、複数の科目で人手不足であり、そういう学校はどういう学校なのだろう、と不安につながります。

もちろん、定年退職が近い先生がいて、その入れ替わりを意識しての余裕を持った採用計画の可能性もありえるのですが。

ただし、国語と地歴公民に関しては、専任教員1人分の授業コマ数が求められているものの、常勤講師での募集はなし。

仮に、これだけの授業の担当者が不足しているとすれば、内部の先生たちで分担しなければいけないので、負担が増えているハズです。

選考方法もかなり簡略化されているのも気になります。

非常勤講師であれば書類選考と面接試験のみ、常勤講師であればこれに筆記試験が加わる。

募集要項には第2次選考までしか掲載されていませんが、もしこれで終わりなら模擬授業が無いことになります。

仮に、人材不足ゆえの簡略選考であれば、応募する側にとっては採用される可能性が上がるかもしれませんが、勤務してから苦労することになるかもしれません。

3.嬉しい情報

勤務条件が少し詳しく掲載されていて、初任給だけでなく賞与の月数も掲載されています!

なんと、2年目以降5.3ヶ月!

これは悪くない!

初年度はもちろん1~3月分の勤務をしていないので3.6ヶ月と減っていますが、十分。

部活手当も5000円とありますが、適用範囲がどこまでなのかが気になります。

しかし、公立校は休日手当3000円、引率手当4000円程度であることを考えると、少しはテンションが上がるのではないでしょうか。

よければこちらもご参照ください。

4.もしかしたら悲しい情報

休日が週休二日制かもしれません。

「完全週休二日制」ではないという意味です。

休日のところに「第2、第4土曜日その他学園の指定した休日」という記載があります。

学園の指定した休日ということは、創立記念日とかだと思うんですよね。

研究日のようなものはあるのでしょうか。

5.さいごに

パッと見回しただけで、これだけの情報が出てきます。

気になるものもあれば、良いなと思うところもある。

noteやブログでは様々な観点で今後も紹介をしていきます。

なお、昨日かなり気合いを入れて集大成とも言える記事を公開しました。

私がどのようにして求人情報や学校の雰囲気を感じているのか参考になると思いますので読んでみて下さい!


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