情報は並べて比べて価値が増大する
皆様お疲れさまです。
更新が止まっておりました。
2学期はどうも多忙になるので、ちょこちょこ更新が止まることもあるかと思います。
できるだけそうならないようにと思い、自分の中でも様々工夫をしてみているところです。
活動は2年目になりますので、今年は去年の反省をいかしていきます。
採用情報を多面的に分析する
さて、本題になりますが、今週の中頃に、以下のようなツイートをさせていただきました。
これについて詳細をnoteで書こうと思っていたのですが、叶わないまま週末を迎えてしまいました。
さて、今回、具体的に述べたかったのは都内の名門の女子校である女子学院中学校・高等学校についてです。
最新の教員募集情報は、国語の専任教諭のものが掲載されていますね。
情報の詳細はキリスト教学校教育同盟をご参照ください。
気になるのは、この募集情報の取り扱いです。
女子学院中学校・高等学校での勤務を狙い撃ちしていて、常に更新がないかをチェックしている方は覚えているのかもしれませんが、実は年度始めにも募集情報は出ていました。
私のブログによると、4月には掲載されていて、応募締め切りは6月8日だったと書いてあります。
そして、更にこれを遡っていくとどうなるでしょうか。
なんと、前年度も国語の教員を募集しているのです。
遡っていく方向においかけていきますが、前年度の1月には国語の教員を非常勤講師として募集していたようです。
掲載日は1月21日で締め切りが2月4日となっています。
私のブログには当時の募集内容までメモしてありますね。
高校の現代文6時間または中学国語8時間という内容だったみたいです。
余談ですが、採用戦略まで想像すると、年も明けて優秀な教員の異動がほとんど落ち着いてしまった頃の募集情報だからこそ、とりあえず6~8時間程度担当させてみて、優秀であれば専任登用も考える、というような考えもあったのかもしれません(もちろん内部事情はわかりませんが)。
ハードルを下げるために、半日勤務もOKという注釈もついています。
さらに遡っていくのですが、実はこの国語の非常勤講師の募集(まったく同じものかどうかは詳細が明記されていないので不明ですが)、年またぎでも出ていたようです。
私のブログでは、12月には募集情報が掲載されており、締切日を1月15日に設定してあると記載されています。
ということは、この募集で人が集まらなかった(or眼鏡に適う優秀な人材が現れなかった)から、1~2月の募集は再募集だったのではないかと考えることができるわけです。
そして、その前を遡っていくと、7月頃には国語の募集ではなく数学の何かしらの募集が出ていたようです(この頃はまだキリスト教学校教育同盟に詳細があることを知らなかった)。
内部事情を勝手に少し想像してみる
これらを総合するとどういうことか。
もしかしたら、昨年度、突然の(?)専任教諭の退職があったのかもしれません。
あるいは、これから数年以内に定年退職される国語の専任教諭の方がいらっしゃるのかもしれません。
前者の方が可能性が高いのかも、と思ってしまった理由は、予定されている定年退職の場合は春(年度始め)の時点で採用情報が公開されるのではないかという理由です。
私が女子学院中学校・高等学校の採用情報を漏らしていただけかもしれませんが、記録に残っていないので、本当に募集が年度始めに出ていなくて、年度途中から募集し始めたのであれば、突然の退職かもしれません。
退職を打ち明けるタイミングとしても、夏頃は最初の節目だというのはも考えられます。
ただ、仮にそうだとすれば、秋採用の波で専任教諭を募集していたのではないかとも考えられます。
それをしなかった、ということは、退職を告げる次の節目である「年内」で打ち明けられたのかもしれません。
そこでさしあたり非常勤講師として募集がかかったという可能性もあります。
ここまでは(失礼ながら)退職ベースで考えてしまいましたが、もちろん他の可能性もあります。
教育課程が変わるにあたって人員を増強しようという話かもしれません。
前年度は非常勤講師で様子を見よう、という話だったのかもしれませんが、議論が煮詰まっていく中で、新年度からは専任教諭として募集しよう、法人からも許可が出た、というような流れかもしれません。
あるいは、上記の複合的な理由かもしれませんし。
もちろん詳細はわかりません。
今後の展開
どのタイミングで女子学院中学校・高等学校が採用を決定するのかはもちろん不明です。
ただし、状況としては昨年度から募集を続けているので、人材を求めているのは確かなのだと思います。
これが何年計画なのかはわかりませんけれども。
ということで(?)実は先週から今週にかけてこの記事を購入された方が数名いらっしゃいました。
果たして女子学院中学校・高等学校が目当てだったのかは購入された方にしかわかりませんが、タイミング的にもしかしたら狙い撃ちしていたのかもしれないと思ってしまいます。
もちろん、女子学院中学校・高等学校の情報が掲載されているかどうかは明言は避けますが、掲載の有無に関わらず満足はしていただける(といいな)と思っています。
おわりに
今回は情報の分析のしかたの例として女子学院中学校・高等学校を取り上げました。
時系列で採用情報を追いかけていくと、また少し見える景色が変わってきませんか?
ぜひ、今後ともブログも活用してくださいね。
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