一度不採用になった学校でも再応募していいのか
今回は久しぶりに採用側の視点での記事になります。
(もしかしたら新年度に向けての採用活動をしたからこの記事を書こうと思ったのかもしれませんし、そうでないかもしれません。)
さて、私学に応募書類を提出し、筆記試験を受けたり模擬授業を見てもらったりして、無事に採用される方ももちろんいらっしゃるわけです。
しかしその一方で採用されない方ももちろんいらっしゃるわけです。
ただ、学校側としても、同じ教科の同じ科目で教員募集を短期間で行わなければならない場合もあります。
ここで問題になるのが一度不採用になった学校に再度応募しても大丈夫なのかという問題です。
実は、この話について別の方と話をする機会がありました。
話の結論だけ申し上げると、学校事情によるのでダメ元で応募するしかないということになりました。
どういうことかというと。
やはり学校によっては、一度不採用にした方は絶対に採用しないという学校もあるようです。
その一方で、一定の期間の間隔が開いていたら再度選考に加えるという学校もあるようです。
この一定の期間というのも、学校によってまちまちな感じだ、という話も出てきました。
はっきりと5年とか10年とか、規定がある学校もあるかもしれません。
あるいは、それくらい経過していると応募先の学校の中でも世代交代が起こって、以前不採用にしたことをいい感じに忘れてくれるというだいたいの目安で(世間で)言われていることなのかもしれません。
ただ、昨今、優秀な先生を採用するのがどこの学校も苦労しているような気もしています。
以前いた学校でも、「以前応募してきてくれたあの人のほうが優秀だったなー!」というようなことも往々にしてありました。
当時の教科主任も、冗談なのか本気なのかわかりませんが「また応募してきてくれないかなー?」というようなことを口走っていたりもしていました。
もちろん、こればかりは学校の事情によるので本当のところはわかりません。
団塊の世代が1年おきに定年退職していくタイミングの可能性もあります。
あるいは数年がかりで優秀な先生を1人探しているというような可能性もあります。
今回の記事を読んで「再チャレンジだ!」と応募して不利益を被ったとしても責任はとれません。
上で紹介した、私とこの話をした方はどちらかというと積極的にチャレンジ(再応募)すべき派でした。
私も基本路線としては再応募すべき派ですが、条件はあります。
きちんと経験とキャリアを積んで、アピールポイントが増えた後、上手にアピールして学校側の状況とも合えば、採用の可能性も無くはないと思っています。
例えば、受験指導の経験を積んだとか。
担任として卒業生を送り出したとか。
もう少し重厚感のある感じだと教務の中核に近いところを経験したとか。
広報が得意だ、とか。
入試問題を作成するのが得意だ、とか。
採用情報を紹介するときに、キャリア形成というか履歴書を魅力的にさせるためのものをツイッターなどでつぶやくこともありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!(特に学生の方向けが多いかもしれませんが)
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