開成中学校・高等学校のボーナスが年間6.0ヶ月なお話と採用情報
【こちらもどうぞ都内の『男子校のボーナス考察』の記事になります】
皆様お疲れさまです。
さて、関東地方の最高峰の男子校、開成中学・高校に関するお話です。
まさか自分のnote記事で話題にすることが出来る日がこんなに早くくるとは思ってもいませんでした。
恒例の求人情報の紹介に移りたいとおもいます!
今年度、開成中学校・高等学校で募集されているのは国語科と英語科。
どちらも専任教諭または非常勤講師。
開成中学校・高等学校の先生とは接点がなかなかとれないため、学校の内部の教員の年齢構成がどれくらいなのかもイマイチ見えてこないんですよね。
2科目で専任教諭を含めた募集が出るのって結構レアなイメージがあるんですけれど、いかがでしょうか。
やっぱりまだ団塊の世代というか、ベテランの先生方の入れ替わりの時期にあたっているんでしょうか。
ちなみに、応募書類はなかなかおもしろいです。
基本的には、履歴書とか志望動機とかそういうもの。
大学時代の成績証明書を要求していないのは、そんなもので判断しないということなんでしょうか。
それとも、コロナの流行で大学に成績証明を取りにいけないことに対する配慮なのでしょうか。
あと、国語も英語も課題がついています。
特に国語科のほうが面白くて、
自分が大学(院)で研究してきた事柄の魅力を中学生にもわかるように書いて下さい。
というもの。
志望動機も書かせているけれど、こういうことを書かせるのは面白いなぁ、と素直に思ってしまう。
また、高校生に対しても自由に授業のプログラムを考えさせる課題も
本校の高校2年生を対象にあなたが扱ってみたい教材を一つ挙げて、その授業内容・方法を述べてください。
ただし、内容は現代文とされている。
しかし、教材は教科書に載っているものでなくてもよしとある。
なんか、自由だからこそ、本当の意味で差が出てしまう応募書類だな、と思ってしまった。
やはり、さすが、開成中学校・高等学校。
ちなみに、英語科のほうもこれはこれで独特。
まず、募集要項に「英語科教員募集」とあるのだが、表題にそっと
(English Teacher Job Posting)
と添えてある。
これの意味するところは、別に日本人であるかは問わないと言われているように思われる。
わざわざ英語で書いているということはそういうことではないだろうか。
もちろん、ある程度日本語に長けていることも求められるのだろうけれども。
ちなみに、英語科の想定授業の課題は
あなたが開成の高1で実現したい英語教育について自由にご記入下さい。
というもの。
中高一貫教育の4年目、高校入学の1年目に該当する授業ということで、なかなかおもしろいものを求められているような気さえする。
応募書類を提出するのは自由だ。
落ちるなら落ちるでもいいから出してみたくなってしまう。
もちろん、教科が違うので出せないのだけれども。
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