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自分の気分を良くするために〜物事の良いところを見る〜

 人間、生きていれば、いろいろあります。

 でも、できるだけ、気分良く過ごしていきたいです。

 今日、図工で子どもたち(1年生)に、絵を鑑賞させていました。

 「作品のいいなと思うところ、真似したいと思うところを見つけよう。」

 いつもそう言って、作品を鑑賞させています。

 ある子が、作品のマイナス面を発表しました。
 教師の指示がよく分かっていなかったのでしょう。
 
 ただ、その子の立場に立ってみれば、自分は上手だと感じなかったので、感じたことをそのまま発言しただけなのです。悪気はありません。

 「今のはお友達を傷つけているよ。言われた相手は嫌な気持ちになるよ。」

 私もダメだと思ったことは、はっきり言います。言い方には気をつけていますが。子どもには、はっきり言わないと伝わらないのです。(それでも伝わらないことも多いですが…)

 人間って、本来、ネガティブなことが目につく生き物なんだと思います。意識しないと、物事のポジティブな面を見ることができないんです。
 
 だから、子どものうちに、物事や人のいいところ探しや良い面を見つける習慣づけをさせたいと思っています。
 
 子どもたちがより、生きやすくなるように。

 で、その後、その子はどうしたかというと、もう一度、友達の絵を見に行って、無事にいいところを見つけることができましたとさ。
 めでたし、めでたし。


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