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14歳でイギリスに単身留学したら色々あったよ☆というお話 第2話

(第一話はこちら)


なんだここは・・・・・・

ついた所はイギリスのSufforkという州の中にあるBury St Edmundsという小さな街の郊外。地図で見ると割とCambridgeと近いし、そこそこ栄えてるんじゃないの?と思われるかと思いますが、

確かに街の中心はそこそこ栄えていましたが、ホームステイ先のお家は中心より車で数十分。少し都心から離れただけで頭の中でカントリーロードが流れるようなまー図鑑にでてくるくらいの田舎でした。


出発前に多分説明を受けてたと思うんですが、ここは留学の最初のステップの語学学校で、ここでの滞在は半年間だとの事。東京生まれ、東京&寮育ちの自分としてはそれはもう衝撃的な景色を目の前にして

私(ここで半年も過ごすんか。。。。。)

と、留学初日にしてガクブルでした。


とまあ、運ちゃんにホームステイのお家まで連れて行ってもらい、運ちゃんとはそこでSAYONARA。ホームステイのジェイコブ夫妻はお父さんは医者で、お母さんは料理の先生。子供は2人で両方とも小学生くらいだったかな?な男の子達でした。

ホームステイ先のお父さんお母さんともにとても優しく、これからよろしくって感じだったのですが。。。。。。


正直どんな言葉も入ってこない



くらい、パニックですよ!パニック!

遂にきてしまったというのもあるし、本当に言葉は伝わらないし、他人のお家だし、基本家の中にも外にもなにもないし!(隣のお家まで余裕で3Kmくらい離れている田舎です)


1話目にも書いた、中学で全寮制の学校に入った時の後悔の何十倍もの後悔。えらいことしてしまった感が脳内でグルングルンしてました。


今となって本当にわかる事なのですが、


留学は、人によって向き不向きがあります。


新しい土地の新しい環境で生活を始めるのだから、基本的に見るもの聞くもの食べるもの全てが新しいし、それを柔軟に受け入れて、(新体験て楽しい!)と変換出来る人が個人的には留学に向いていると思っていて、いわゆる世間一般の留学生のイメージ像もこれだと思います。↓

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(華やかな留学生活イメージ画像)


また、せっかく海外に来ているのに新しい世界にビビってしまって、今まで以上に保守的になってしまう人もいます。

今までの常識が通用しない事プラス、今まで以上に自分の振る舞いや言動があっているのかわからず、引きこもりのような感じになってしまい、いわゆるホームシック留学生ですね。

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(ホームシック留学生イメージ画像)




完全に後者でしたねぇ・・・・(遠い目)





その学校では同じくらいの年の、タイやらフランスやら韓国やら中国やら各国から留学してきた生徒達がいたんですが、みんなそこそこ英語喋れててw

当時の私は(今日はみんな何時に帰るの?)ですら英語でなんていっていいのかわからず、特に学校初日は、周りに日本人が皆無だったのでただただオロオロしていましたw

語学学校二日目、日本人が2人入学してきました。

お、同い年くらいの女の子2人じゃん!と思ったら2人とも年上でしたwこれでこの学校の日本人は自分含めて3人のみ。

日本の中学の全寮制では、もちろん男子寮で、女の子に対して全く免疫がなかった14歳の少年がまさかいきなり逆ドリカム状態になるとは!!w


次回生まれてはじめての卒倒に続く。


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