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優しいの意味

毎日書くことが、こんなにもむずかしいとはね。
書けていた毎日がほんとうに奇跡に思えるし、そして今ならあれもこれもと書きたいことがたくさんなのに、無駄に(実際はそうではないけど)書き連ねていたような気もします。

新しい職場は人、人、人だらけです。
日々、人の強さや弱さを目の当たりにしながら、優しさや狡さに気づきながら、そんななかひとつひとつ仕事を覚えようと一生懸命です。

同じタイミングで入社した同じ部署の人が、今月いっぱいで辞めると聞きました。同じ部署だけど違う働き方だったので、話したり、一緒に作業したりはなかったけれど、なんだかさみしく思います。
私より20あまりも年下の若い方で、お子さんが熱を出したと保育園から呼び出しが来たり、濃厚接触になったり、園でコロナの陽性者が出たり、、、そんなこんなで、結局この2ヶ月ほとんど出勤されていないのだけれど、辞める理由はなんと、仕事への不満だったそうです(驚)。
社会人になってからずっとジプシー生活をやってる私には何も言えることはありませんが、このことはきっと入社された時から決まっていたんだろうなと思います。

最低でも1ヶ月前には辞意を伝えるとか、一筆書いてくるとか、そういう昭和の当たり前は古い。私はゴリゴリの昭和ジプシーなんだと実感しました。
メールで伝えてくる人はまだ、ましなんだそうです。連絡なしで欠勤、こちらから電話かけると「あ、昨日で辞めました」みたいな人も結構多いのだそう。

毎日「何かないですか」と御用聞きしながらの2ヶ月、資格があって即日現場に入れる人ならともかく、私みたいな昭和ジプシー(資格なし)の取り柄といったら、要領の良さと飲み込みの早さぐらいなものですから、それをフルに駆使して毎日を送っています。
はじめての業界で、飛び交う言葉(単語)がまずわからない。電話の相手が何を言ってるのかようやく理解できるようになった(=誰に繋げばいいかわかる、誰に聞けばいいかわかるのレベル)のが最近のことで、社内で耳にした単語をいちいちググるようにしたら、なんとかまわりの人たちが話しているこの世界のことが少しずつわかってきました。

ここで私は、人の惜しみない優しさを日々、みているのです。もちろん自分の仕事をやりつつなので耳だけ、聴いているだけなのですが
ここにいる、私の思う優しい人たち(ある特定のチームがあります)は、
相手にも、自分にも平等に優しいのです。
適切な距離を守り、相手にできることを取り上げず、信頼のまなざしで見守ることを徹底されている。
そのうえでできることはないか徹底的に話し合い、よかったことも悪かったこともつつみかくさずシェアされている。そしてこの先どうするかも、うやむやにしない。
耳だけお邪魔して、聴いているだけのチームミーティングの
その場、その時間そのものが毎回、セッションみたいで。

そうそう、なぜかこのタイミングでセッションのご予約が入りました。(私、タロット長らく触ってなかったんですけど。)←でも、それって依頼される方には関係ないのですよね。
11月になろうというのに、台風が来ようとしています。逸れるとしても天気は荒れるでしょう。そのあとに久しぶりのセッションです。候補をあげたなかで依頼者さまが選ばれた日程は
皆既月食の日。
優しい時間になるとよいなと思います。

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