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サニツ

旧暦弥生三日、浜下り。
朝から雨でした。そして夫は午前中いっぱい仕事。雨はやまない。行けるかな。どうかな。
すこし北風もある。
とりあえず行ってみようよと、大きく引いていそうな浜へ。
ドン引き。だけどそのようすがわかるような写真が撮れなかった。ざんねん。
雨のなか、浜から海のかみさまに手をあわせ、いつもたくさんの恵みをありがとう、今日もいっぱい遊ばせてもらいますとご挨拶。

みんな見たことあるかなあ、
すんごいデッカイ、アメフラシ。
わたしの足のサイズは24ですがそれよりも大きかったよ。(いきもの苦手な方ゴメンナサイ)

このところ雨続きだったからみんな来れてなかったと思う。今日は人出が多いかもと思ったけど、冷たい雨のせいか、まばらでした。

なんだろうねえ、ひときわ青い宝石みたいだった
。ウミウシにも会いました。写真はうまく撮れてなかった。

浜についたころのおひさま。このあと雲に隠れてしまいました。

一時間以上もあそんで、すこし身体も冷えてきたので戻ることにしました。
来た道を戻ったはずが、そこは見覚えのない道。なんとも清浄な風の吹く、そしてなんとも神々しい巨木がいくつもそびえている場所でした。気づいたら夫も私もなんとなく「こんにちは、失礼します」と言ってた。こんなところがあるなんて、夫も私も知らなかった。
そしてその道を抜けた時、そこがとある御嶽に続く道であったことを知ったのです。ああ、だからか。
その御嶽の名前も聞いたことはありませんでしたが、とても心安らぐような感覚でした。あらためてこちらにはご挨拶に伺おうねと話して、戻りました。
こんなふうに不思議なことってあるものです。私たちのすぐ横に、ちょっと違う世界がある感じです。だけど、入れないところには、本当に入れないのです。
今日ちらっとあの世界を見せていただいたことは思いがけないギフトでした。
ふたり一緒にいられてよかった。
ありがとうございます。

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