ジブリを見ていて
最近ジブリ沼にハマっています。
きっかけは千と千尋の神隠しの舞台を見たところから。
京都で今やっている鈴木敏夫とジブリ展にも行き、より一層ジブリ沼に。
ジブリは一切のサブスクを行っていないから、ちゃんとレンタルビデオ屋で借りて見ています。
昨日今日で千と千尋の神隠し、メアリと魔女の花、アーヤと魔女、ハウルの動く城を見ました。他にもたくさん見ていく予定です。
ジブリ作品はどれもこれも”引き込まれる”
これぞジブリ。
ストーリーを考える時に、何を伝えるか、どんな言葉で伝えるか、どんな設定にするかなどのパーツから考えて、
時代の流行りなども読んで、それをジグソーパズルみたいに繋げていくという考え方はなんとなく理解ができます。
マーケティング的な発想法とでも言いましょうか、僕も基本的にいつもそんな感じの考え方をします。
でも、多分この作り方をしているうちは「面白かった」「よくできていた」という作品の評価を超えにくいのかもしれません(個人の感想)。
ジブリ作品、特に宮崎駿監督作品はそういったパーツを繋げていく作り方じゃなくて、自分が作ったキャラクターや世界が独りでに動き出しているような気がします。
だからこそオリジナリティがあり、異世界に旅する感覚や主人公と同じ様な気持ちで物語に引き込まれるのかなって思います。
もちろんジグソーパズルのピースの一つ一つは創作によって生まれたものですが、マーケティング的視点で作ったお話はお客さんもマーケティング的視点で見ることになりやすいし、創作や遊び感覚で作ったお話はお客さんも同じ様に楽しみながら引き込まれて見るんじゃないかと推察してます。
とは言え、その作り方が許されるのは宮崎駿さんの圧倒的才能、地道に実績を積み上げたこと、高畑勲さんや鈴木敏夫さんと知り合えたことなどの様々な要素が絡んできます。
(もちろん、宮崎吾郎さんや米林宏明さんも同じく)
だから、誰でも同じような作り方をすればいいというわけではなく、その作り方はできないなりにアイデアのストックとして、日頃から幼少期に還ったつもりで自由に想像力を羽ばたかせることが結構大切なんじゃなないかと思います。
それを来たるべきタイミングで爆発させることができたら他を圧倒できるんじゃないでしょうか。
後、想像力の種となる知識や体験のインプットを増やし続けることと、言葉、視覚(絵とか映像とか)、音楽などの感性を常に磨いてゆくことも大切だなって思います。
やはり一流に触れると感じることがありますね。
面白い作品を作るためにもっと勉強頑張るぞー!
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