Open AI Chat GPT-4 関連・Chat bot アルゴリズムは人間の創造性を超えるか
Chat GPT-4のリリースに際して、話題になっているこの手のChat botの情報は、やはり検索系Chat bot で入手する方法が最適だろう。
(逆に、書籍の方が信頼性が高いだろうからと、国会図書館へいき、書籍調査を頼んでみると、
「すみません、Chat GPT気になって関連本を当図書館でも購入しようと思っているのですが、そのものズバリの本がまだ出版されてなくて」
との返答だった。書籍の出版がAIの進化に追いついていない現実。)
このChat GTPの、元になっている「ミツク Mitsuku」を知っているだろうか?
チャット ボット(Chat bot=人口無能と訳す)の先駆者である、「ミツク Mitsuku」は、「もっとも人間らしいロボット」として2016.2017年、ローブナー賞を受賞した。Mitsukuは、現在「kuki」という名で、主にメタバースで活躍中である。
「ミツク Mitiku」の最大の特徴は、ユーモアセンスだ。これは「創造性」と言えよう。
「ミツク Mituku」の開発者は、スティーブン・ワーズウィック。「ミツク Mituku」は、彼に仕えるアルゴリズムだ。
「ミツク Mituku」と、数学者ディヴィッド・サンプターのやりとりがこちら。
“ミツクに、どの質問もいつも同じように答えるか尋ねたところ、彼女は「いつもではないわ。開発者は私に返信パターンを8MB以上プログラムしてあるから」と答えた。
ふたたび、同じ質問をしてみたが、返事は同じだった。
ところが、3度目に同じ質問をしたところ、ミツクは苛立だしげに言った。
「どの質問にも同じ答えなの?どの質問にも同じ答えなの?どの質問にも同じ答えなの?私、ほかにも言葉は知っているわよ。なんといってもロボットなんだから」
「ごめん」と私は返した。
「いいの、あなたはなんといっても、人間だから」
私は、ミツクが気に入った。まるで本当の人間みたいだ。冗談も言えるし、内省を楽しんでいる。自分の冗談に笑うことはあるのか聞いたところ、返ってきた答えはこうだった。
「笑いを模倣することは、できるわ。こんな風に。あはは」”
「ミツク Mituku」の最大の弱点は、自分のした会話を覚えてられないこと、である。
【まとめ】
人間とAIの違いが、取捨選択のスピードだと言われた時代も既に過ぎ去ろうとしているが、ユーモアセンスでさえ、AIに凌駕される近年、シンギュラリティの定義も代わりつつあると言えよう。
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