見出し画像

テニス上達メモ456.テニスの上達と不可分な自己肯定感は、逆転発想で高くなる!

自己肯定感の高い人は、他者肯定感も高い。
両者の関係は、まさに正比例です。

ですから自己肯定感の高い人は、自分のことを無視したり、批判したりして嫌っている相手のことも、肯定するから「好き」だったりします。

だから、嫌いだったり、苦手だったりする人がいません。

これって実は、ものすごい幸福です。

なぜなら生きづらさの多くは、自分にとって「嫌いな人」「苦手な人」がいるのが原因だからです。

そういう「嫌いな人」「苦手な人」がいないというのは、ものすごく幸福なのです。

逆に自己肯定感が低い人は、他者肯定感が低いのも正比例。

ですから「あいつが悪い!」「あいつは間違っている!」「あいつはわがままだ!」「あいつは人に迷惑をかけてばかりいる!」などと、目につくようであれば、それは自己肯定感の低さに由来しています。

「嫌いなあの人さえいなければ、仕事に楽しく行けるのに…」
「苦手なアイツさえいなければ、もっと言いたいことが言えるのに…」
そんなふうに、苦しくなってしまいます。

すると、普通はこう考えます。

あんな奴、いなくなればいいのに。
あんな奴、異動になればいいのに。
あんな奴、負ければいいのに。

こういう気持ちになるのが、大変な不幸なわけです。
鬱にもなりかねないストレスそのものです。

逆にそんな思いがなくなれば、幸福度が上がるのは必然です。

今回は、そんな嫌いな人、苦手な人が「絶対にいなくなる方法」をお伝えします。
季節が冬から春へと巡るように、嫌いな人、苦手な人も巡ります。

それと同時にテニスでは、苦手な対戦相手がいなくなり、テニスが上達するという説明もします。

ちなみに自己肯定感とは、「テニスが上手くなったら高くなる」というものではありません。
「泳げないから水泳では自己肯定感が低い」という解釈でもありません。

それは、テニスには自信がある、水泳には自信がないという「自信」の話であり、自己肯定感というのは、テニスが上手でも下手でも、泳げても泳げなくても、「自分には価値がある」という感覚です。

このあたりはプロの心理カウンセラーであっても勘違いしている場合が少なくないので、注意が必要でしょう。

特にテニスは、ほかの競技に比べても自己肯定感の必要性が際立つスポーツです。

なぜならテニスは、ミスするのが日常茶飯時。
「ミスする自分はダメだ」「価値がない」という感覚に、非常に陥りやすいのです。

そこを、自己肯定感の高さを以ってガードしなければなりません。

ミスしても自分の価値には変わりがないと思えると、ミスを引きずらずに、今のボールに集中できるようになります。

自己肯定感が高まればテニスが上手くなるうえに、人生の充実感や幸福度も上がるから、いいことづくめ。

また収入の高さも、自己肯定感の高さに比例するという研究もあります。

これはかなり的を射ていて、自己肯定感の高いプロは、テニスが強いから、賞金も稼げるという当然の因果

これはなにも、テニスプレーヤーやプロスポーツ選手だけではなく、サラリーマンや個人事業主にも当てはまります。

さて、そんな人生すら左右する自己肯定感。
高まる逆転発想の方法をお伝えします。

ここから先は

1,818字

¥ 600

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero