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コーチからの手紙

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#テニスボール

連動と連鎖

連動と連鎖

運動連鎖という言葉は、スポーツの上達
を考える上でかかせません。

地面を踏んだ力の作用、反作用…
つまり

「踏んだ力と同じ分の力が自分に
返ってきます。」

そのエネルギーを
足首、膝、股関節、体幹、肩、肘、手首
「ラケット、ボール」
と鎖のようにつないでいく様を

「キネティックチェイン」

日本語で、運動連鎖と呼びます。

この運動連鎖のレベルが高ければ
高いほど、無駄なくエネルギーを

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重心を捉える能力

重心を捉える能力

君は飲み物を飲む時

「コップを摘んだりしませんよね?」

経験的に

・重心が安定する場所
・重心を使える場所

を持つと思います。

持ち手のないグラスなら
重心の近くを

ハンマーやラケットならグリップを
握ると思います。

ちょっと思い出してみて下さい。

「君は、ラケットを初めて持った時、
グリップのどこを持ちましたか?」

ほとんどの人が、

「グリップを余らせて握った。」

のではな

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ボールの性質問題

ボールの性質問題

「このゲームからニューボールです。」
世界最高レベルの試合では、
7ゲーム目、9ゲーム目、9ゲーム目…。
にニューボールに変えてプレーします。

公式戦では、
9ゲーム目、11ゲーム目、11ゲーム目…。
にニューボールに変える大会が多い
です。

県大会本選やジュニアの3セットマッチの
試合では、
「ファイナルセットチェンジ」
のところが多いです。

このようにテニスボールの試合での
寿命は、

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