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連動と連鎖

運動連鎖という言葉は、スポーツの上達
を考える上でかかせません。

地面を踏んだ力の作用、反作用…
つまり

「踏んだ力と同じ分の力が自分に
返ってきます。」

そのエネルギーを
足首、膝、股関節、体幹、肩、肘、手首
「ラケット、ボール」
と鎖のようにつないでいく様を

「キネティックチェイン」

日本語で、運動連鎖と呼びます。

この運動連鎖のレベルが高ければ
高いほど、無駄なくエネルギーを
ボールに伝える事ができるように
なります。

シンプルに言えば、
脚部の筋力、エネルギーをいかに
無駄なくボールに伝えることが
出来るか?

という事です。

運動連鎖は、タイミング的には
ずらしながらスイングスピードを
加速させていきます。

つまり、

「時間がかかる。」

のです。

サービスやストロークのような
「末端をいかに加速させるか?」

を考えるシーンでは、
非常に有効ですが、

「ボレーのように時間のない、
スイングスピードが重要ではないショット」

の場合、

「連動」

の方が状況にあっています。

エネルギーを連鎖させるのか、連動
されるのかは、

速さが重要
早さが重要

によって分かれます。

では、連鎖と連動をわける大きな
要素とは何か?

それは、

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