レプリカズ

【あらすじ】

死者の心や記憶を人工脳に移す研究をしているウィリアム。

失敗が続くその研究の合間に家族旅行に出かけるけれど

その道中の事故で自分以外の家族を失ってしまう。

彼は研究に基づいたデータと知識を駆使して

禁断と言われるクローン人間を作ろうとする。

それを行う上でも様々な葛藤があり

彼の研究にも大きく影響を及ぼす。


【感想】

クローン人間がテーマだと

作るまでの障害・できた喜び・出来てからの障害

この3つで構成されるのはわかりきっていたけど

できた喜びのシーンがとても短く、そもそも作る段階から、出来てからの障害をちゃんと意識させられていたので

SFなのに妙に全体をリアルに感じられた。

タイトルに対して「クローン」がキーになっているのが最初気になったけれど

ウィリアムが作った家族という面では確かにレプリカというワードがふさわしい。

綺麗にSFを貫いた作品で個人的にはすごく好きだった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?