【絵本紹介】ケーキ屋さんがでてくる絵本計14冊

てんこ@eBook・取材ライター

2016年2月26日 18:38

大変お待たせいたしました…！おすすめ絵本リクエストにリクエストいただいた「ケーキ屋さんがでてくる絵本」のご紹介です。以下、ずらずらっと計14冊ご紹介します。

目次
1. ケーキ屋さんの絵本
2. ケーキ屋さんの絵本（実物見れてません）
3. 気になるケーキ絵本（ケーキ屋じゃない）
4. その他ケーキ本（絵本じゃない）

※下記の各タイトルは絵本ナビにリンクしていて、内容説明もそこから引用しています。絵本ナビには、試し読みや、物により特集ページもあるので、興味ある作品はそちらもどうぞ！

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1. ケーキ屋さんの絵本

からすのおかしやさん

少し多めの文章を飽きずに聞ける年齢のお子さんにはこれがオススメです。

1973年に発売され、以来ずっと子どもたちに愛され続けた『からすのパンやさん』。本作は、その40年ぶりの続編４部作の第１弾です。

4歳～

『からすのパンやさん』は、からすの父さん母さんと4羽の子カラスのパン屋さんのお話で、続編は子ども達が大きくなり、それぞれが独立してお店をするお話です。

長男がこの「おかしやさん」で、他の兄弟姉妹たちの「やおや」「てんぷらや」「そばや」のお話もあります。

長男チョコくんの「おかしやさん」には、美味しそうなケーキや和菓子がズラリと描かれています。

それを眺めるのが楽しいのはもちろんですが、この本が他と違うのは、からすの家族が発展していくストーリーも楽しめるところです。チョコくんの状況もこの物語の中で変わりますよ♡

そして、絵本に添えられた作者かこさんによる作った背景の話を読むと分かるのですが、

例えば「やおや」や「そばや」では、状況によってお客さんとのやり取りを変えるという商売のことや、世界には色々な麺類がある、のようなただお話を楽しむ以外の要素もあるところも面白いです。

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おばけのケーキ屋さん

ちょっと不機嫌そうな女の子に、早速ケーキを振る舞うと…。
「おいしいけど、パパのつくるケーキと同じくらいかな」
不思議なことに、女の子はビックリしません。
これは負けてられないとおばけは女の子にこう言います。
「これから月にいちどケーキを食べにおいでよ」
おばけと女の子をつなぐ、優しいケーキのお話です。

大人へのオススメならこちら。絵本としては珍しく、レビュー読者全体の7割弱が大人です。元々、イラスト投稿サイトPixivで読者の人気を集めて書籍化された絵本で、子ども～大人まで幅広く楽しめる作品です。

こちら、ケーキ自体はそれほど印象的ではありません。この本が他と違うのは、登場人物たちの切ない気持ちが伝わってくるところ。それを思うと感じるものが多く、じんわり優しい読後感を味わうことができます。

ネットで検索するとYoutubeの読み聞かせ動画も見れますよ。書籍は、大きいサイズと小さいサイズがあるのでお好みでどうぞ。

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おさるのケーキやさん

ゆったり楽しむ、のびやかであかるい絵本！おさるのもんちゃんのケーキやさんにあひるちゃん、もぐらくん、うしの親子、キリンさん、こぐまちゃんがやってきます。

2歳前後のお子さんにはこちらがオススメ。

ストーリーは、ケーキが欲しいな、と次々やってくる動物たちに、それぞれに合ったケーキをあげてお礼を言われる、というだけの単純なもの。

なのに、思いのほか我が家の1歳（もうすぐ2歳）児のウケが良く、「もう一回」コールが何度も出ました。シンプルでカラフルな絵と繰り返しのお話が、子ども受けするのかもしれません。

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パパはまほうのケーキやさん

ユイちゃんのパパはケーキ屋さん。パパのケーキはユイちゃんだけでなく近所のお友だちにも大人気。パパも、パパのケーキも、ユイちゃんの自慢です。どんなケーキも作れるパパはまるで魔法使いみたい。パパって「かっこいい！」

２・３歳から

昨年10月発行の新しい絵本です。女の子、特にケーキ屋さんに憧れている子向けならきっとピッタリ！

とても可愛らしい絵で、わりとシンプルなタッチなのに、お菓子もお菓子作り風景も省略しすぎず丁寧に描かれていて、実物や情景が目に浮かびます。

登場するケーキたちも、「うさぎさんのいちごミルフィーユ」や「くるまのチョコレートケーキ」、「トイプードルのモンブラン」のような楽しいものばかり！夢のあるお菓子にわくわくできる絵本です。

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2. ケーキ屋さんの絵本（実物見れてません）

この下4冊は図書館にも書店にもなかったため、写真もなく、試し読み範囲の知識しかないのですが、軽くご紹介だけ。

おいしいよやぎのケーキやさん

どうぶつむらに、ケーキやさんがオープン！　ケーキを切ったり、飾りつけたりするケーキやさんの仕事がしかけ絵本になりました。

3・4才から

ケーキを置くような動きが仕掛け絵本で楽しめます。幼い子はそれだけでも食付きが良いと思います。できあがった後、「火は消したかな？」なんてセリフがあり、さりげなく教えられるのも良いですね。

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ぎょうれつのできるケーキやさん

おいしいものを探して迷い込んだところはアナグマさんの開くケーキやさんでした。お店には、ありんこたちが見たこともない綺麗なお菓子がいっぱい並んでいます。

ロールケーキに、タルト、ミルフィーユ、シュークリーム、プリンアラモード…。

「家に持ち帰ってみんなにも食べさせてあげたいなあ」
ところが、ありんこたちはアナグマさんに見つかってしまって…。

あんまりおいしそうで、ほっぺにご用心の本シリーズ、今回も子どもたちの目も心もとろかすこと間違いなし！の一冊ですよ。

3～6歳くらい

「ぎょうれつのできるおいしい絵本」シリーズの1冊だそうです。アリさん目線というのが面白い。簡単レシピを見ながら作りたくなりそうです。

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3びきこりすのケーキやさん

森の3びきのこりすたちがやっているおいしいケーキ屋さんは大人気。だって、風邪や落ち込んだ気持ちだってなおしてしまうから。そんなとき、森にこわーいおばけがやってきて…。

ふんわり優しいタッチの絵に和みます。かぜひきさん、さみしがりやさん、なきむしさん…、自分の悩みを解消する特別なケーキを処方してくれるなんて素敵ですね。甘いものが幸せ気分を運んでくれることを思い出しました。

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もりのおやつやさん

「♪おやつ、おやつ、おやつのじかん」と歌いながら、森の動物たちが集まってきました。ハルちゃんとこねこのチュチュもあとをつけていくと、そこはもりのおやつやさん。あまい香りと笑顔がいっぱいのお店です。でもチュチュがつまみぐいをしたものだから…。

幼児～小学生

お天気の良い日に営業する「森のおやつやさん」に、動物たちが好きな材料を持ち寄って、大きな鉄板で皆で作る、という設定からもう楽しそうです。

子どもはおやつ大好きなので、「♪おやつ、おやつ、おやつの時間」という歌も喜んで真似をすると思います。

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3. 気になるケーキ絵本（ケーキ屋じゃない）

この下の4冊は、図書館・書店で探していた時に見つけた絵本たちです。ケーキ屋さんは登場しないものの、気になる点があったものをご紹介します。

おたんじょうびのケーキちゃん

「いってきまーす！」と、ケーキちゃんが向かった先は、もちろんお誕生日パーティー。スプーンちゃんやフォークくん、おかしさんにジュースさん、くすだまくんまで加わって、あなたのお誕生日をお祝いにきてくれるのです！　そうそう、大切なプレゼントさんも忘れずに。こんな誕生日があったらいいな……という、夢の誕生日がかなう一冊です。

3歳～

ケーキをはじめ、お誕生日会の定番品たちが、自分でお祝い先のお家へでかけていく、という設定がまず新鮮でした。ケーキちゃんが可愛く、他にないストーリー展開も楽しめます。

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