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医療職からIT業界にキャリアチェンジした理由

こんばんは。あんこです。

今日は私が医療職である臨床工学技士からIT業界であるエンジニアに転職した理由をお話ししようと思います。

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こう言われることが多々あります。

学生のときは奨学金を借りて、高い学費を払いながら取得した国家資格です。資格さえ持っていれば全国の病院で働くことが出来ます。転勤族の私にとっては都合の良い話ではないか!と思いますよね。私も思っていました。

【1】臨床工学技士として一生働く未来が見えなかった

国家資格である臨床工学技士ですが、普通の病院で働くとなると大抵の病院は、夜勤・当直・オンコールなどの業務はあると思います。※クリニックはないところが多いです。

私が新卒で働いていた病院は超ハードでした。※病院によってハードさは異なります。

多数の方が退職をされたため、人員不足により毎日オンコールでお風呂やトイレ、買い物のときもスマホを睨みつけながら過ごしていた期間もありました。お風呂に入っているときに呼ばれたら真夜中で真冬でも髪が濡れたまま行っていました。患者様の命が懸かっていますから。1分1秒で命が左右されます。今でもiPhoneの着信音である"オープニング"曲はトラウマです…(笑)

独り身で若いうちはこのような生活でも経験値を上げるためには良いと思います。

しかし、家庭を持って子供が欲しいとなったらこの生活は中々厳しいものがあるなと思いました。

では、夜勤・当直・オンコールのない透析クリニックで働けばいいんじゃないの?って思われるかもしれませんが、単刀直入に言いますと透析業務は好きではないし、向いていないなと思いました。

私が給料のため、安定のため、患者様のためと割りきれる人間であれば良かったのですが、やはりずっと働くならばやりたい業務をしていきたいと思ったんです。

【2】転勤妻として働きにくい

次に、医療職である臨床工学技士は必ず病院に行って働かなければなりません。

転勤妻である私は、子供を授かったとすると親の助けはなく、旦那は仕事でほとんど家にいません。激務のため、勤務中は連絡さえ取れず…という状況なのできっと私が休まなくてはならなくなります。子どもが急に熱が出たとしても頼れる人はいません。

臨床工学技士だけではないと思いますが、いつもスタッフの数はかつかつで働いているんですよね。そうなるといろんな人に迷惑をかけてどうにかこうにかしてやっと子供の傍にいてあげられるんだと思います。

そう考えると、転勤妻が子供を育てようとすると、臨床工学技士はなかなか厳しいと感じました。

医療職で国家資格持っていれば転勤妻でも怖いものはないなーと安易に考えていましたが、必ず病院に行って働かなければならない仕事は子供を育てるとなると難しくなると思いました。

【3】コロナ禍でリモートワークが拡大してきた

最近のニュースでは新型コロナウイルス感染拡大防止によるリモートワークが拡大してきています。

いろいろ調べていくうちにお家でもパソコン1台さえあれば働ける職種があることが分かりました。

となると、子供がいなくて若くて身軽なうちにキャリアチェンジしようと思ったのです。

【4】機械を触ったりPCを触るのが好きだった

臨床工学技士という職種は医療機器を扱う職種です。カテーテル治療だとか、オペ室で働くのも楽しかったのですが、1番好きな業務は黙々と機械を触ることが好きだったんです。

また、電子カルテを触ったり、データを集計してドクターに使用物品の提案をしたりだとか、そうゆう仕事が好きでしたし、時間を忘れるぐらいしていました。

そうしていく中で、医療をサポートはしたいけれどITの方面からサポートしていきたいなと感じるようになったんです。

調べていくうちにITの方面から医療をサポートしているエンジニアさんもいらっしゃることを知り、エンジニアを目指そうと思いました。


以上、私がエンジニアを目指そうと思った理由です。

きっと【1】【2】【3】【4】のすべての理由が揃わなければ、私は一生臨床工学技士として働き、エンジニアなんて目指さなかったと思います。

これからは、エンジニアとして技術を身に着けて行きます!


あんこ

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