私は小説が読めない
小説読むのが苦手です。
読んでると、いつの間にか別のことを考えてしまい、何行目読んでたのかわからなくなってしまったり、登場人物の名前が覚えられず、人物関係が把握出来なくなったり、頑張って読んでても遅々として進まず、まだこんなにページあるのかと根気が続かなくなったり。
本自体を読むのは苦手では無く、エッセイとか、IT系の技術書とか、小説以外の分野だと普通に読めるのでピンポイントに小説が読めないんです。
しかし、思い起こせば、小学校の頃は子供向け小説を学校の図書館で借りて読んでたし、中学の頃は星新一とか筒井康隆の小説読んでたから、そこから今に至る道のりのどっかで小説読む能力を無くしてますね。
小説を読みたいという気持ちはあるんです。
「小説の素晴らしいところは別の人生を体験できることだ」という言葉とか聞くと「あーー、いいなー」と思って、読み始めるんですが、大概序盤で脱落してしまいます。別世界に身を投じる力が弱っているのかもしれないです。
でも、そんな私でも数年に一度読める小説に出会います。
今月出会ったこの本もその一つです。
短編集なのですが、本屋で何気なく手に取り読み始め、立ち読みで第一話を読み終えてしまいました。小説苦手な自分が悲しいという方、ぜひお試しください。
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