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年末に読む2冊の21世紀論

 21世紀もすでに青年期に入る年月が経過しました。

 しかし、私は未だに21世紀という言葉が纏っている未来感を取り去ることができずにいます。

 もうそろそろ21世紀に慣れないといかんなと思っていたら、最近、21世紀に生きる人類に対するメッセージが入った本が2冊出版されました。

 ひとつは『サピエンス全史』ですっかりおなじみになった ユヴァル・ノア・ハラリによる「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」

 もうひとつは『言語を生みだす本能』、『心の仕組み』、『人間の本性を考える』、『思考する言語』、『暴力の人類史』など多くの著書で知の巨人とも称されるスティーブン・ピンカーによる「21世紀の啓蒙」

 どちらも独自の視点で21世紀を生きる人類の置かれている状況とその未来について論じています。

 自分の中ではまだ未来感を纏った21世紀という言葉を、自分が生きていく環境として認識するためのきっかけとすべく、この年末年始に2冊を読み比べてみようと思います。




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